一人目妊娠時に悩まされたのが “肌のトラブル” です。
お腹が大きくなるにつれ、お腹が痒くなり、バストも痒い、ベルトをしているところが痒い!!
あちこち痒くて、掻きだしたら止まらなくなるような痒みがありましたが、二人目妊娠17週の現在、再び “あの痒み” と戦うこととなりました。
今回は、前回の妊娠経験から自宅で簡単にできる「かゆみ対策」をご紹介します。
「首~バスト」「ひざの裏」が痒い!
妊娠17週前後から悩まされたのが「首~バスト」にかけての痒み。
妊娠中は肌が敏感になるため「妊娠掻痒症」「妊娠性痒疹」「妊娠性疱疹」など、かゆみを伴う皮膚トラブルが現れることがあります。
私は一人目妊娠時にお腹周りを中心に軽度の妊娠性痒疹になりましたが、二人目妊娠中の現在は首~バスト・ヒザの裏にかけて妊娠性痒疹のような症状が現れました。
軽度の妊娠性痒疹といっても掻き始めると止まらなくなり、寝つけないほど辛い痒みがあります。
『妊娠性痒疹』はその名の通り “妊娠中に現れるかゆみを伴う湿疹” で、出産後には自然に軽快します。
体や四肢に強い痒みの発疹が出る疾患で「妊娠初期」「2回目以降の妊娠」で現れるケースが多く、妊娠ごとに発症する傾向があるんだそうです。
「冷やす」が効果的
手ぬぐいやタオルに保冷剤を包み、首やヒザの裏に巻きつけ冷やすと痒みが和らぎます。
あまりに痒みがひどい日は寝るときも保冷剤を巻いていますが、冷やすだけで痒みが落ち着き、痒くてどうにもならない!ということが減りました。
ちなみに私はお腹にも痒みありますが、お腹は冷やすとよくないと思いお腹を冷やすことだけは避けています。
「保冷剤のゴツゴツが肌にあたって痛い」という方には、100均でも手に入る『凍らない・固まらない保冷剤』がおすすめです。
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「おしりの汗疹」が痒い!
私は一人目妊娠時に切迫早産といわれたことあり、早い段階で日中~寝るときまで24時間トコちゃんベルトをしていました。
しかし汗をかく季節になると、骨盤ベルトが当たるお尻の辺りに汗疹・湿疹を繰り返すように…。
ベルトをしている時も痒いのですが、ベルトを外した瞬間から掻き崩してしまうほどの止まらない痒み。
発疹の赤いブツブツを掻きむしって引っ掻いてしまうことで、血がでてしまうことが何度もありました。
ベルトを外してみよう
ギュッと締めつける骨盤ベルトは、汗ばむ季節にはベルトも湿ってしまうほどベルトを巻いている部分は汗をかきます。
汗をかいたらすぐにシャワーで流したり、暑くて汗ばむ日や、自宅にいるとき、寝るときは骨盤ベルトを外すようにしたら痒みが和らぎます。
ベルトをしないことに不安がありましたが、汗疹の症状が出ている時は一時的にベルトをお休みして肌の改善を優先させることで、2~3日で症状が落ち着きました。
「唇」が乾燥してガサガサ
妊娠初期から悩まされたのが、皮むけ・ガサガサした状態が続くほどの「唇の乾燥」。
痒みやかさつきの原因は、妊娠によるホルモンバランスの変化が影響しているといわれます。
皮膚が乾燥することで痒みを引き起こす要因になるため、外から保湿することはもちろん、十分に水分補給を行って中から補うことも大切なんだそうです。
肌を刺激しないように注意
熱すぎるお風呂はかゆみを増進させ、ゴシゴシとボディソープで身体を洗うのは肌にとって刺激になるため要注意。
妊娠前に使っていた化粧品が合わなくなるというママもいるほど、妊娠中は肌が敏感になっています。
私は市販のリップで唇がさらに荒れてしまったため、自分でリップを作るようになりましたが、添加物の入っていないリップに替えただけで唇の荒れは落ち着いてきました。
現在 皮膚トラブルでお悩みのママは、妊娠期間中だけでも低刺激の化粧品に替えてみるだけで、症状が改善されるかもしれません。
妊娠中の肌トラブルはどうしたらいい?
妊娠中の皮膚トラブルは、産婦人科で薬を処方してもらうこともできますし、場合によっては皮膚科の受診を勧められることもあります。
私が通う産婦人科では、ステロイドが入った軟膏や保湿剤、痒みがひどい場合は抗ヒスタミン剤の処方もできるとのことでした。
病院ごとに処方される薬や使用方法は異なるため、痒みがひどかったり、心配な場合は通院先の産婦人科へ相談するこおをお勧めします。
自宅でできる対処法は?
自宅で簡単にできる対処としては「冷やす」ことで痒みが和らぎます。
ただ保冷剤で冷やすだけですが、痒みが落ち着き、掻きむしる回数がグッと減ります。
「ステロイドを使いたくない、妊娠中は内服薬もなるべく飲みたくない…」そんな私は ”スパジリックビークリーム R・C” を使用しています。
肌表面のトラブルは「C」、肌内面には「R」といった感じで使い分けていますが、妊娠中の敏感な肌にも使えておすすめです。
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ただし注意点もあり、自己判断で市販薬を使用して症状が悪化したというケースもあるそうなので、心配な場合は無理をせず、産婦人科または妊娠を伝えたうえで皮膚科を受診するようにしてください。
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