妊娠後期に入り悩まされたのが、寝ているときや、朝方グーっと伸びたときに、ふくらはぎや足の裏がつるようになったこと。
同じように、妊娠後期に急に足がつるようになったという妊婦さんは多いのではないでしょうか?
そんな妊娠中の「足のつり(こむら返り)」について、原因や自宅でできる対処法をご紹介します。
妊娠中に足がつりやすくなる原因は?
妊娠中に足がつりやすくなるのには様々な要因があるといわれていますが、大きく3つの要因をみていきましょう。
足の筋肉に負担がかかる
お腹が大きくなるにつれ、重くなった上半身を支える足の筋肉に疲労がたまりやすくなることで、足がつりやすくなります。
特にお腹が大きくなる妊娠中期~後期には、足がつる経験をしたことがある妊婦さんは多いんだそうです。
血流が悪い・冷え
子宮が大きくなるにつれ、血管が圧迫されて足の血流が悪くなることが要因として挙げられます。
血流が悪くなり、冷えることで筋肉が緊張して足がつりやすくなります。
ミネラル不足や水分不足
カルシウムやマグネシウムなどのミネラル不足も足がつる要因として挙げられます。
また、水分不足だと筋肉が痙攣しやすくなるため、水分不足も足がつる要因として考えられます。
足がつる(こむら返り)3つの対処法
足がつってしまったときや、よく足がつるという場合は、以下の3つの対処法をお試しください。
筋肉を伸ばす
”足のつり” は痙攣している筋肉を伸ばすことで症状が緩和します。
足の裏がつった場合は、つったほうの足の指をつかんでお腹側に引っ張るようにゆっくり伸ばしてみてください。
ふくらはぎがつった場合は、ふくらはぎが伸びるようにグーっと伸ばします。
お腹が大きくなる妊娠後期は思ったように対処できないこともあるため、一人で対処できない時は家族の手をかりて伸ばすようにしてみてください。
また、寝る前にストレッチをするなどして筋肉を伸ばしてから寝るのもおすすめです。
こまめな水分補給
よく足がつることを主治医に相談したところ「こまめな水分補給をするように」といわれました。
一気にガブガブ飲むような水分補給ではなく、口を潤す程度にこまめに水分補給するのがポイント。
また、冷たい飲み物は体を冷やすため、冷えた飲み物は控えて常温や温かい飲み物を飲むようにしましょう。
血行をよくする
入浴で身体を温めたりマッサージをして、血行をよくし、足に疲れをためないように予防しましょう。
個人的に効果があったのが、寝るときは丸めた毛布を足元に敷いて足を少し高くして寝ることと、着圧ソックスの着用。
ただし、圧迫しすぎは血流が悪くなってしまうため、着圧ソックスは自分にあったサイズのものを選ぶようにしてくださいね。
さいごに
私は妊娠28週に入ってから急に、夜中寝ているときや朝方に ”足がつる” ようになりました。
足がつるのはふくらはぎと足の裏で、痛くて自分では対処できないときもあり、寝ている夫を起こして助けてもらうこともしばしば…。
お腹が大きくなる妊娠中期~後期は体調にも様々な変化が表れてくるうえ、思い通りに身体が動かないことだってありますよね。
お風呂に入って身体を温めてマッサージをしたり、切迫早産などで入浴が難しい場合には足湯や湯たんぽで足元を温めるようにするだけでも、予防になりますよ。
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