これはガッカリ…!評価はいいけど残念だったモーハウスの授乳ブラ

妊娠・出産

マタニティブラって使える期間が短いのに結構お値段が張るので、どれがいいのか迷いますよね。

私は産後もバストが垂れないように、形をキープするためにと思って、何種類ものマタニティブラを試しましたが納得のいくマタニティブラにはなかなか出会えず、たどり着いたのがマタニティとは関係のないカップ付きインナーやノンワイヤーブラでした。

実際に数種類のマタニティブラを使ってみて、マタニティブラがダメだと思った理由や、ガッカリだったマタニティブラなど、自身の体験をもとにご紹介していきます。

マタニティブラが必要といわれる理由

マタニティブラが必要な理由は、妊娠中のバスト周りの変化に対応するため。

妊娠するとママの体はホルモンの働きによって乳腺が発達し、乳腺が発達することでバスト周りが少しずつボリュームアップしていきます。

マタニティ期間のバストは大きさだけでなく重量も増え、出産時期には2カップほどアップするともいわれていますが、ピーク時である出産時期を過ぎると、徐々におっぱいからハリがなくなりボリュームダウンしていきます。

この急激なバストの変化にしっかり対応するため、マタニティブラを妊娠初期からつけてしっかりサポートすることが重要だといわれているんですね。

マタニティブラはサイズ選びが難しい

マタニティハーフトップの範囲はバストが大きくなることを見越して設定してあるため、一般のサイズ範囲よりも大きめになっており、「マタニティM」「マタニティL」など独自の呼び方をします。

ほとんどのマタニティブラのサイズ展開はM、L、LLの3種類であることが多く、ひとつのサイズのアンダーやカップサイズの適用範囲が広く、サイズ選びが難しいです。

大きくなるかもと思ってワンサイズ上を購入したらカップがブカブカだったり、バストトップはちょうどいいのにアンダーがきつかったりということが結構ありました。

ブランドごとにサイズや着用感も変わってくるうえ、ネット購入などは試着もできないので自分に合ったマタニティブラを見つけるのは難しいです。

ガッカリだったマタニティブラ


犬印・Rosemadam・ベルメゾン・mo-house・Wacoalと6種類のマタニティブラを合計11枚購入した私ですが、1番ガッカリしたマタニティブラはmo-house(モーハウス)のモーブラでした。

マタニティブラは安いものだと1,000円台で買えるものから、下着メーカーやマタニティ専門のメーカーのものは5,000円を超えるものまであり、マタニティブラのお値段はピンキリ。

モーハウスのモーブラは3,000円~5,000円ほどの価格帯なので、決して安いマタニティブラではありません。

ここがダメだった!

「モーハウスのモーブラ」といえば『日本助産師会が推奨する唯一の授乳用』となっていて、価格は高めですが産後もずっと使えると、とにかく評価がいいんですよね。

私は期待を込めてモーハウスのモーブラを4枚購入しましたが、口コミや評価にあったような効果を感じることができませんでした。

・サイズが大きめ
・ホールド感がない
・肩ひもが調節できない
・カップ部分にパッドが入っていない
・カップ部分が当たってチクチクする
・生地がすぐに伸びる

①サイズが大きめ


モーハウスのモーブラ(マタニティブラ)にはM~LLサイズとは別に、スリムM・スリムL・スリムLLの全6サイズがあり、使いたい時期や好みの着用感に合わせたサイズを選ぶことができます。

私は適用サイズのMを購入しましたが、『ストレスフリー』と謳っているだけあって確かに締め付けはありませんでしたが、全体的に少し大きく感じました

Mサイズ・Mスリムどちらも購入しましたが、重ねてみると体的に約1cmほどサイズに差がありました。

着用感としてはMサイズと比べれば確かにMスリムの方がアンダーはしっかりしていましたが、肩ひもやカップ周りはあまり違いが分からず、全体的に劇的なサイズ変化は感じられませんでした

②ホールド感がない


良くいえばソフトでやわらかい付け心地で締め付けがないマタニティブラですが、悪くいえばアンダーがゆるく、フィット感・ホールド力のないマタニティブラです。

モーハウスのモーブラには肩ひもの調整やサイズ調整のホックも付いていませんが、中央の開きが大きいので前かがみになると両方の胸がはみ出てしまうことも…。

『ゴム不使用の幅広アンダー』となっていますが、寝て起きるとアンダーのゴム部分がずり上がってきたり、横を向いて寝ていると乳首が出てしまったりとブラとして全く機能しませんでした。

産後なら授乳ブラとして使えるかも!と思い授乳ブラとして使いましたが、やはり横になると上になる胸がブラからはみだしてしまいます。

母乳で服が漏れてしまうといったことが何度もあり、授乳ブラとしての機能もイマイチでした。

カップ部分にパッドが入っていない


カップ部分には母乳パッドを収納するポケットと、パッドを入れれるポケットがあります。

モーハウスではモーブラに使える布製の母乳パッドが別売りでラインナップされていますが、ブラ用のパッドはありません。

モーブラにパッドを入れたい場合は、お手持ちのパッドでサイズが合う物を入れるしか方法がないんですね。

※母乳パッドポケットにはモーパッドでなくても市販の母乳パッドや、使い捨てタイプの母乳パッドでも入ります

カップ部分は厚手になっているわけではないので、母乳パッドを使わない場合は乳首が服の上から透けてしまいます…。

家の中で着ているにはいいですが、外に着ていくには不安な作りです。

カップ部分の縫い目がチクチクする


モーハウスのモーブラは内側のパット部分だけ生地が異なります。

個人差があるかと思いますが、私は妊娠初期にモーハウスのモーブラをつけたところ、立体縫製になっている部分の縫い目が肌にあたりチクチクかゆくなりました。

私は妊娠中に妊娠性痒疹にんしんせいようしんになっていたためチクチクかゆみを感じてしまったのかもしれませんが、他の肌着ではチクチクかゆくなるといったトラブルはなかったため、敏感肌の方にはおすすめできません。

生地が伸びる


1番ガッカリだったのが生地がすぐに伸びてしまう点です。


ハードに使いまわしたわけではありませんが、1~2カ月ほどローテーションで着て、お洗濯をしただけで肩ひも・アンダーが伸びてしまいました。

アンダー部分はヨレてしまい、着用感もゼロですがサポート力もゼロ

妊娠中~産後の授乳用にと思って購入したマタニティブラなのに、妊娠中に伸びて使えなくなるといううのにはガッカリでした。

使用頻度が少なめのライトグレー(Mサイズ)と、2ヶ月ほど使用したチャコール(Mサイズ)を比べると分かりやすいと思いますが、肩ヒモは約8mm、アンダーは約1cmほど伸びてしまいました。

もともと「少し緩いかも」と思って付けていたモーハウスのモーブラですが、生地が伸びてしまうとマタニティブラや授乳ブラ以前にブラジャーとしての役割を果たせていません。

まとめ

モーハウスのモーブラはブラを付けている感がないほど締めつけのないソフトな付つけ心地で、クロスオープンになっているため授乳がしやすいという点は評判通りでした。

しかし、実際に私が使用して感じたのは生地はすぐに伸びてしまい、ホールド力がなく全体的に緩いためしっかりサポートを求める方には向きません

nini
nini

1枚4,000円も出すブラではない…。モーブラなら2,000円くらいで買えるブラやブラトップで十分だった。というのが正直な感想です。

産前産後としっかりサポートしたい!という方にはモーハウスのモーブラはおすすめできませんが、ストレスフリーでゆったり着たい!という方にはモーハウスのモーブラはあっているかもしれません。

着用感やサイズ感には個人差があるため、あくまで私の意見になりますが私が失敗から学んだことは『まとめて同じ商品を購入してはいけない』ということ。

マタニティブラはただでさえサイズ選びが難しいので、口コミを鵜呑みにして一度に何枚も同じものを購入することせず、いろいろ試してお気入りのマタニティブラを探してみてください。

▽私はマタニティブラより快適に過ごせたブラがありました▽

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