産後に少しでも母乳がでやすくなるように、乳首の裂傷を予防するためにと、さまざまな目的をもって「母乳マッサージ」や「乳頭マッサージ」について調べているママも多いのではないでしょうか?
いざマッサージを始めようとしても、いつから始めらばいいのか?マッサージのやり方は?など、わからないことばかりですよね。
そこで今回は、私が産院で教えてもらった産前~産後にできる「母乳マッサージ・乳頭マッサージ」をご紹介していきます。
母乳マッサージ・乳頭マッサージとは?
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母乳マッサージ
母乳マッサージは乳房の血液循環をよくし、母乳を出やすくするために行うマッサージで、おっぱいマッサージなどとも呼ばれています。
乳管の詰まりは乳腺炎を引き起こす一因になるため、おっぱい全体の血液循環を促すことで乳管の詰まりを予防するといった効果も期待できます。
乳頭マッサージとは?
乳頭マッサージは乳頭・乳輪を柔らかく、伸びをよくして乳管の通りをよくしたり、赤ちゃんがくわえやすくする目的で行われます。
赤ちゃんが乳首に強く吸いついても大丈夫なように乳首に抵抗力をつけておくと、産後の乳頭の裂傷予防にもなります。
マッサージはいつから?注意点は?
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母乳マッサージ・乳頭マッサージを始める時期は妊娠後期37週ころから始めるといいとされています。
お腹に張りがあったり、赤ちゃんが小さめといわれている方、体調に不安がある方などは必ず医師や助産師に確認してから行うようにしてください。
また、妊娠初期~妊娠中期、逆子や帝王切開を予定されている方はマッサージをすること乳房に刺激を与え、子宮収縮が促される可能性があるためマッサージは控えましょう。
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私は切迫早産だったため医師に相談し36週から乳頭マッサージを始めました。
「お腹が張ったらすぐにやめること」と医師にいわれていたため、体調を見ながら乳頭マッサージをしていました。
マッサージオイルは何を使う?
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私は産院で勧められた「AMOMA カレンデュラオイル」を使っていました。
AMOMA カレンデュラオイルは合成香料・合成着色料は一切使用しておらず、会陰マッサージや乳頭マッサージ、赤ちゃんの保湿と幅広く使える万能オイルです。
マッサージオイルはオリーブオイルやベビーオイルを使ってもいいそうですが、妊娠中のママの体はとってもデリケートなので、マッサージを行う前には必ずパッチテストを行ってください。
また、マッサージやパックに使うオイルは植物成分由来のものを選び、鉱物油でないものにしましょう。
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母乳マッサージ やり方
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<STEP 1>
右手で乳房をつかむようにおっぱいを持ち、左手で外側から中央に向かって横に押す。
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<STEP 2>
右手を乳房の斜め下にあて、左手は添えるように置き、右肩に向かって押す。
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<STEP 3>
右手をおっぱいの下にあて、左手はその下に添えるように置き、おっぱいを上に持ち上げる。
<STEP1>~<STEP3>の各動作は5回ほどくり返し、左のおっぱいも同じようにマッサージを行います。
母乳マッサージ(おっぱいマッサージ)は、入浴中やお風呂上り、蒸しタオルで温めてからに行うと効果的です。
乳頭・乳輪部マッサージ やり方
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<用意するもの>
・マッサージオイル
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<STEP 1> 構え方
乳頭にオイルを塗り、利き手で乳頭をつまむように持ち、もう片方の手は乳房を下から支えて保護する。
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<STEP 2>圧迫
親指・人差し指・中指を乳輪にあて、最初はゆっくり乳頭・乳輪部を3~5秒間少しずつ力を加えて圧迫する。(硬ければ5~10秒かけて徐々に圧を加える)
位置を変えて3方向くらいから1~2分くらい行う。
※痛みを感じるほど強く圧迫する必要はありません
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<STEP 3>もみずらす
乳頭・乳輪部をつまみながらねじるような感じで横方向にもみながらずらす。
横方向が終わったら縦方向にずらす。
乳頭・乳輪部は敏感なので、マッサージの際は必ず低刺激のオイルをつけて行いましょう。
▽会陰マッサージは別の記事で紹介しています▽
<おすすめ関連記事>
会陰マッサージはいつから?マッサージ方法や使用するオイルは?
オイルで簡単にできる「乳あかとり」
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母乳が分泌されてくると乳頭に白い乳垢(別名:乳カス)が溜まってしまうことがあります。
乳垢が溜まることで乳腺を詰まらせ乳腺炎の要因にもなるため、しっかりケアをして清潔に保つようにしましょう。
乳あかとりの開始時期は妊娠24週を過ぎてからがいいとされていますが、お腹に張りがあったり張りが頻回にみられる場合、切迫早産といわれている方などは医師の許可がでてから行うようにしましょう。
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乳あかとりも「AMOMA カレンデュラオイル」を使って簡単にできます。
オリーブオイルなどを使ってもできますよ♪
乳あかとり やり方
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<用意するもの>
・オイル(オリーブオイルなど)
・コットン 2~4枚
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<STEP 1>
コットンにオイルを湿らせる。
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<STEP 2>
乳首の上にオイルを湿らせたコットンをのせ、10~15分程度そのままにしておく。
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<STEP 3>
石鹸でやさしく乳首とその周囲を洗い、ぬるま湯でオイルを落とす。
最後に温めたタオルでおっぱい全体を拭き取る。
乳あかとりは入浴前に行うのがおすすめ。
一度に全て落とせない場合は数日間続けてみると取れやすくなります。
また、1日1回を限度とし、体調が悪い時はお休みするようにしましょう。
まとめ
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- 体調が悪い時は行わない
- 医師や助産師に確認してから始める
- オイルは植物由来のものを選ぶ
母乳マッサージ(おっぱいマッサージ)、乳頭マッサージは産前から始めることで産後のおっぱいトラブルを予防できます。
しかし、乳房や乳首を刺激することにより子宮収縮が促される可能性があるため、医師や助産師の相談してから行うようにしてください。
使用するオイルはオリーブオイルや馬油など植物成分由来のものを選び、マッサージ前には必ずパッチテストをするようにしましょう。
私は母乳マッサージ・乳あかとり、会陰マッサージまですべて「AMOMA カレンデュラオイル」を使っていましたが、1本で万能に使えるのでおすすめです。
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