お腹が大きくなるに伴い、妊娠28週頃から悩まされたのが妊婦の宿命ともいえる「腰痛」。
妊娠後期に入った現在、姿勢をかえたり立ち上がる時にはピキッ!と痛むこともあり、動くのが辛い日もあります。
そんな妊娠中の「腰痛」の原因、腰痛を和らげるセルフケアはどうしたらいいのか?一緒にみていきましょう。
「妊娠中の腰痛」その原因は?
妊娠中はホルモンの影響で骨盤の関節が緩くなり、間接にひずみを起こすことが原因で腰痛を引き起こすといわれます。
更に、妊娠中期になるとお腹も大きくなるため身体の重心が前に移り、バランスを取るために気づかぬうちに上半身をそらした状態になります。
この ”反り腰” の姿勢は背中から腰への負担が大きくなるため、妊娠による姿勢の変化も腰痛の大きな要因として挙げられます。
腰痛を和らげるセルフケア
「これで妊娠中の腰痛が治る!」というわけではありませんが、セルフケアを行うことで痛みを和らげることはできます。
実際に私が行っているセルフケアを3つご紹介します。
①トコちゃんベルト(妊婦帯)を使う
私の場合、最も効果があったのはトコちゃんベルトをつけることでした。
腰痛緩和の目的以外にも切迫早産対策として大活躍のトコちゃんベルトは、一人目妊娠時からお世話になっている必須アイテム。
妊婦帯は産後も骨盤を支える目的で使えるため、使いやすいもの・妊娠初期~産後まで使えるものを選ぶことをおすすめします。
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②温める
冷えることで筋肉が硬くなり、腰痛になりやすくなってしまいます。
湯船に浸かってしっかり体を温めて血行をよくしたり、湯たんぽなどを活用して腰回りを温めるのも効果があります。
個人的には、長時間温かさをキープできる「湯たんぽ」、手軽に使える「レンジで温めるホットピロー」や「腹巻き」が使いやすくておすすめ。
③ストレッチ
腰や背中の筋肉が緊張し、血流が悪くなってしまうことで腰痛の原因になります。
筋肉の緊張をほぐすストレッチや、軽い運動をして腰まわりの血流を促すことで腰痛緩和になります。
ただし、無理をすることで余計に腰を痛めてしまうこともあるため、体調をみながら無理のない程度に行うようにしてくださいね。
要注意!妊娠中の「湿布」
「腰が痛いから湿布を貼ろう」と思った妊婦さんはストップ。
局所的に使うため体に吸収される量は少なく、一度に大量に使わなければ赤ちゃんへの影響も心配ないともいわれますが、鎮静成分が含まれる湿布やクリームなどを自己判断で使うのは避けたほうがベスト。
湿布に含まれる鎮静成分(痛みを抑える成分)は、湿布を貼った患部から皮膚吸収され、薬の成分の一部は母体の血液に混ざり、胎盤を通過して赤ちゃんに影響を与えてしまう可能性があります。
痛みが辛い、湿布を使いたい場合など、まずは主治医に相談するようにしてください。
長時間の同じ姿勢も要注意
私の場合、起き上がるとき・立ち上がるときが1番「腰痛」が辛いと感じます。
長時間同じ姿勢でいることは腰への負担が大きいため、座りっぱなし・立ちっぱなしにならないように体勢をかえたり、意識的に少し体を動かすようにすることも腰痛緩和になります。
症状が辛い場合は無理をせず安静に過ごし、不安な場合は主治医に相談するようにしてくださいね。
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