妊娠して嬉しい反面、つわりで気分が悪かったり体中がかゆくなったり、辛い思いをされている妊婦さんも多いのではないでしょうか?
「気持ち悪くて眠れない」「周りの些細な言葉に敏感になって傷ついてしまう」
初めての妊娠で体調の変化だけでなく、これまでにないくらいの気持ちの浮き沈みの荒波を経験しました。
そこで今回は、実際に私が経験した妊娠周期ごとの体調の変化、試してよかったことをあわせてご紹介します。
妊娠初期 8週~15週

私が妊娠初期に感じた体調の変化は胃もたれ・むかつき・眠気・においに敏感になることでした。
妊娠初期からニオイつわりの症状があり、食品のニオイに過敏に反応するようになります。
ニオイがしただけで「ウッ」となり、胃がモヤモヤするような気持ち悪さがしました。
・玉ねぎ
・みそ汁
・お肉
・にんにく
・スーパーのお総菜コーナー
▶喉通りのいい麺類や、ゼリー、フルーツを食べてるようにした
つわりの症状は軽い方でしたが、胃もたれやニオイで気持ち悪くなったときは食欲も落ちました。
食欲がないときは、うどん・そうめんなどの麺類が食べやすかったです。
胃もたれが辛いときは喉通りのいいゼリーやフルーツを食べたり、炭酸飲料も気持ち悪さが和らいだのでよく飲んでいました。
12週頃にはニオイで気持ち悪くなるような症状、胃もたれのような症状は落ち着きました。
14週頃にはたちくらみ・便秘がちになる・お腹がチクチク痛むといった症状がでてきます。
そして、妊娠初期に1番悩まされたのが湿疹。
胸の周り・お腹周りに湿疹ができ、かゆくて寝れない時もあり辛かったです。
▶保湿をする・塗り薬を処方してもらう
水分補給としっかり保湿をするしか対処法がないそうです。
何をしてもかゆみが引かなかったため、保湿剤としてヘパリン類似物質外用泡状スプレーを処方してもらいました。
すぐに効果はありませんでしたが、1日2,3回薬を塗るようにして2週間くらいかけて徐々に症状が緩和していきました。
妊娠線予防はいつから?
妊娠線対策のケアは早ければ早いほどいいそうです。
助産師さんに妊娠線対策は早くから始めたほうがいいと言われ、12週から妊娠線予防にお腹周りを中心にボディローションを塗るようにしていました。

ボディローションは値段の高い・安いはではなく、いかに乾燥を防げるかが重要だそうです。
こまめに塗るようにして、乾燥を防ぐようにしましょう。
妊娠中期 17週~27週

妊娠中期後半には一気にお腹が大きくなります。
お腹が大きくなるにつれ、皮膚が引っぱられお腹周りがかゆくなったり、正中線ができたり、デベソになる、頻尿・尿モレになるといった症状が次々と現れました。
▶頻尿・尿モレ対策はこまめにトイレに行くようにした
膀胱が圧迫されるため、トイレが近くなったり腹圧がかかって尿モレをしたりすることがありました。
トイレに行きたくなる前にトイレに行く、出かける前は必ずトイレに行くなど、こまめにトイレに行くようにして予防していました。
17週頃から買い物や産院から駅までの道のり、今まで何ともなかった少しの距離を歩くだけで貧血っぽくなることがよくありました。
19週後半には寝ている時に「これは胎動かな?」という優しくたたかれるような感覚がありましたが、
胎動がはっきり分かるようになったのは20週後半でした。
・30分のウォーキングやヨガ、ストレッチなどの軽い運動
・お腹マッサージ
便秘の症状がひどかったので軽い運動とお腹のマッサージをよくしていました。
引きこもりが長くなっていたので、軽く体を動かすだけでもいいリフレッシュになります。
無自覚でしたが26週の健診で切迫早産と診断され、自宅安静で過ごすようにになります。
自宅安静になってから右側の脇腹がつるような痛みがよくあり、便秘の症状が更にひどくなりました。

切迫早産については別の記事でご紹介しています
>>【切迫早産】リトドリンて大丈夫!?私が感じたリトドリンの副作用
妊娠後期 28週~37週

妊娠後期に辛かったのが夜寝れないこと・胃酸があがってくる(逆流する)ような不快症状も現れます。
▶胃がムカムカする時は、1回で食べる量を減らしこまめに分けて食べた
子宮底がみぞおち辺りまで上がってくにつれ、胃がムカムカしたり、物を食べた後は胃酸があがってくるような不快症状がでるそうです。
そのような場合は、1回でたくさん食べずに何回かに分けて食べるといいです。
食べて気分が悪くなったら、途中でやめて時間をあけて少しずつ食べるようにすると症状も軽く済みました。
30週には子宮頚管が2cm切ってしまい、自宅で絶対安静となります。
絶対安静になってから寝付けなくなり、夜も昼も眠れないという状態が2ヶ月ほど続きました。
32週頃には初期にあったような湿疹が再発、片方の耳だけが詰まった感じがして痛いといった症状もでてきます。
▶眠れない時は体を温める
絶対安静になってからは、2日に1回のシャワーだけだったため、ゆっくりお風呂に入って温まることができませんでした。
寝る前には白湯を飲んだり、ホットピローを使って目やお腹、足回りを温めたりしてリラックスするようにしていました。
▶耳が痛いのは放っておいたら治った
片耳が詰まった感じがして痛かった症状は、寝たきりだったので病院へ行くこともできず我慢していたら2週間ほどで症状がなくなりました。
自宅安静が続くと一気に体力が落ち、診察にいくだけで息切れ・たちくらみ・貧血気味になったりと、疲れやすくなりました。

自宅安静については別の記事でご紹介しています
>>【切迫早産】自宅安静どこまでなら大丈夫?
35週頃から急に肌・唇がガサガサに乾燥するようになりました。
しかし、36週後半にはいきなり寝付けるようになったり、皮膚のかゆみが治まったり一気に辛かった症状が落ち着きます。
36週にはお腹はだいぶ下がってきていて、胃酸が逆流するような症状もなくなりました。
結局、一度も自宅安静は解除されませんでしたが、37週の健診で赤ちゃんの推定体重は2,500gを超え、無自覚でしたが子宮口はすでに3cm以上開いていたためそのまま入院し、5時間後には無事出産しました。
コメント