【実体験】妊娠中にインフルエンザにかかってしまったら？

気が緩んでしまったのか、妊娠36週に入ってすぐインフルエンザにかかってしまいました。

もちろん毎日一緒にいる息子も一緒にインフルエンザ陽性。

「妊娠中にインフルエンザにかかったらどうしたらいいか？」といった情報はネットにたくさんあったので、今回は私のリアルな実体験をご紹介します。

妊娠中にインフルエンザにかかったら

妊娠中にインフルエンザの疑いがある場合、基本は内科を受診します。

風邪やインフルエンザの症状以外にも気になる症状がある場合は、かかりつけの産婦人科へ連絡し、主治医の判断を仰ぐようにしましょう。

内科・産婦人科で診察を受けるにしても、感染を広げてしまう可能性があるため必ず連絡を取ってから受診するのが望ましいです。

「急に発熱した」「風邪と比べると症状が重たい」「急に39℃以上の高熱が出た」「頭痛や喉の痛みを伴う」場合などは、インフルエンザの可能性があります。

症状だけでは判断が難しいこともあるため、疑わしい場合でも自己判断で市販薬を飲むようなことはせず、まずは医師に相談するようにしましょう。

妊婦がインフルエンザにかかってしまった場合、インフルエンザウイルスが胎盤を通して赤ちゃんに影響を与えることはないといわれています。

しかし、妊婦はインフルエンザにかかると重症化しやすく、入院するリスクも高くなります。

そのため、一緒に暮らす家族がインフルエンザにかかった場合は、インフルエンザになる可能性が高いため早めに診察を受けるようにしましょう。

インフルエンザ発症前を振り返ってみると、急に発熱した日の前日は眠くて仕方なかったのをハッキリ覚えています。

その時は出産が近いのかな。なんて考えていましたが、今思えばあの眠気はインフルエンザの前触れだったのかもしれません…。

翌朝には「軽い頭痛」「何となく喉が痛い」といった、風邪っぽい症状がありましたが、いずれも我慢できる程度の症状だったため、薬は飲まずに息子と自宅で過ごしていました。

頭痛は治まっていたものの、夕方には急にだるさが増し37℃台の発熱。

夜になると38.4℃まで熱が上がり、食欲もなく、のどが痛い、咳をすると肺の辺りがピキっと痛むような感覚がありました。

翌朝には37℃台に下がりましたが、まだまだ体がだるく夕方まで寝て過ごすような状態。

発熱2日目にして辛かったのが、つばを飲むだけ、お茶を飲むだけでもヒリヒリと痛む「強烈な喉の痛み」と「咳をすると肺の辺りがチクッと痛む」ことでした。

発熱から3日目の夕方には、36℃台の平熱まで下がり、だるさも取れ食欲も少し戻りました。

熱が下がっても残っているのが「喉の痛み」と「咳」で、痰は発熱から3日目には出切ったように思います。

「喉の痛み」と「咳」の症状だけずっと残っていましたが、この症状が消えたと思ったのが発熱から6日目のこと。

私の場合、今回のインフルエンザで最もつらかったのが「強烈なのどの痛み」でした。

今回私は人生で初めてインフルエンザにかかりましたが、幸い38℃台で済んだため「風邪」と思いこみ、薬も飲まず病院へも行かずに自然治癒しました。

ではなぜインフルエンザと分かったのかというと、3歳の息子が同じ症状でインフルエンザ陽性になったから。

私の熱が下がった翌日夜中には、3歳の息子が一気に40℃まで発熱。

翌朝も40℃台から熱が下がる気配はなかったため小児科で検査を受けたところ結果は「インフルエンザA型陽性」でした。

小児科のご厚意で私も検査を受けたところ、結果は息子と同じく「インフルエンザA型陽性」でしたが、私の場合は息子が発症しなければインフルエンザにかかっていたことにずら気づきませんでした…。

息子は発熱してから1週間ほど発熱や咳などの症状が続いたものの、1週間の隔離生活を経て無事軽快しましたよ。

念のため産婦人科へ連絡したところ、陣痛時など緊急時を除き、インフルエンザの待機期間中は産婦人科へは来院しないようにといった注意を受けました。

私の場合はすでに症状が改善していたため、今すぐ気になる症状がなければ数日安静にして過ごし、待機期間が過ぎたら健診に来てくださいね。といった指示があったのみです。

状態、症状、病院ごとの方針によっても対応は異なると思いますので、インフルエンザ陽性と分かった時点で、かかりつけの産婦人科へ連絡を取っておくと安心できます。