里帰り出産できない!コロナ禍での妊娠・知らない土地での病院選び

妊娠・出産

私の妊娠がわかったのは2020年3月。

マスク、消毒、ハンドソープ、体温計が次々とお店から消えたり、初めての緊急事態宣言発令を前に食材の買い占めが起こったりと、先の見えない不安にあちこちでパニックが起きていたような時期でした。

そんなコロナ禍の妊娠で1番困ったのが「里帰り出産できない」ということ。

今回はコロナ禍で里帰り出産ができない、分娩予約が取りにくい、知らない土地での産院選びなど、私のリアル体験談を記録しておこうと思います。

里帰り出産できない?

私は里帰り出産を希望していましたが、3件の産科に里帰り出産の受け入れを断らました。

理由は「コロナ感染症が流行している為、同県以外の出産の受け入れは現在はお断りしています」というものでした。

地元には通っていた産婦人科もあったので、里帰り出産はできるものと思っていましたが、現実は里帰り出産を諦めるしかない状況だったのです。

「初産で何もわからない」「周りに知り合いもいない」という状況で出産に臨まなければならなくなり、急に出産が不安になったのをよく覚えています。

nini
nini

里帰り出産ができない妊婦さんの特集をテレビでみましたが、まさか自分が同じ状況になるとは思ってもいませんでました。

分娩予約について

私は2件の産院で迷いましたが、そのうちの1件はコロナで大部屋の人数を制限しているという理由から分娩予約がとりにくい状況となっていました。

通常なら半年先くらいは分娩予約が取れないということはないそうですが、当時は緊急事態宣言が出された影響から、都心部から転院してくる妊婦さんもいて、予約が取りにくい状況だったようです。

分娩予約の注意点
  • 分娩予約は出産予定日がわかってからでないと取れない
  • 人気の産院は早いうちに「分娩予約」をしないと埋まってしまう
  • コロナ禍で分娩予約が取りにくい状況にある可能性がある

私が出産した産院では、通常4人の大部屋は2人に人数制限され、個室に空きがない場合は大部屋を1人で利用したりと、大部屋・個室ともに常に埋まっていました。

大きな産院ではありませんでしたが、実際にこのような状況の産院も少なからずあります。

地域や病院の方針により異なりますが、私が出産したエリアの産院はどこも同じような対策をとっていたようです。

また、妊娠34週以降の妊婦さんにPCR検査をしてくれるという産院もありました。

産院えらび

里帰り出産を断られた私は、引っ越してきたばかりの土地でイチからの産院探しでした。

知り合いもいなかったため「どこがいい?」といった情報はネットの口コミだけが頼りでしたが、ネットの口コミにはいい評価もあれば悪い評価もありました。

nini
nini

出産までお世話になる病院だったので慎重になりすぎてしまい、何を信用すればいいのか分からなくなってしまいますよね…。

ネットや雑誌を調べると「初産の場合は陣痛開始から13~15時間かかるケースが多いため車で1時間程度の距離までは許容範囲」となっていましたが、実際に妊娠~出産を経験して産院は近いに越したことはないと思いました。

産院選びに悩んでいる方は、自分なりに重視したいポイントを挙げてみると候補が絞れます。

通いやすさ

私は車を持っていなかったため、公共交通機関で通いやすい場所ということは必須でした。

近くに知り合いもおらず、何かあったときに夫がすぐに来れるかも分からない状況だったため、家から近い距離にあることは重要なポイントでした。

立ち合い出産できるか

コロナ前までは当たり前にできると思っていた立ち合い出産ですが、立ち合い出産を中止している産院は多かったです。

私が出産した産院でも「現状は立ち合い出産可能になっていますが、状況によりお断りする可能性があります」と前もって説明を受けました。

その後、緊急事態宣言がでた2020年4月から立ち合い出産は中止になり、2020年10月から分娩時のみの立ち合いが許可されました。

産後ケア対象施設か

夫は育休が取れるような職場ではなかったため、産後は1人で過ごさなければいけない状況…。

初産で産後がどういう状況なのか全く想像がつきませんでしたが、赤ちゃんのお世話をしながらひとりで産後をのりきる自信は全くありませんでした。

そのため、通常入院とは別に最大6泊7日で入院することができる市の産後ケア制度を利用しようと決めていたため産後ケア対象施設かどうか。というのは病院選び必須条件でした。

病院よりクリニックがいい

「大きい病院の方が安心!」という方もいれば「個人のクリニックがいい!」という方もさまざまですが、私はクリニック派でした。

1番の理由は産後ケア対象施設に大きな病院はなかったことですが、大きい病院はコロナ指定病棟になっていてるところも多かったため、院内感染のリスクから個人クリニックにしようと決めていました。

またクリニックは入院食に力を入れているところが多く、長期入院を予定していた私にはご飯も重要なポイントでした。

nini
nini

産院ごとに方針も異なり、先生との相性もあるので感じ方も人それぞれ。
口コミを鵜呑みにせず、自分なりの視点で選ぶことが大切です。

さいごに

ただでさえ妊娠中は体調には気をつけたり些細なことにも敏感になってしまうのに、コロナにも神経をとがらせてしまい妊婦さんは不安も尽きませんよね。

「この状況はいつまで続くの?」「妊婦が感染したらどうなるの?」と、私も毎日不安だらけ。

当時は「こんなことも?」といった細かい規制がたくさんありましたが、現在は規制も緩和されていると思います。

心配事は尽きませんが、かかりつけの病院に相談したりしてひとりで抱え込まないでくださいね☘


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