私は柚子が旬の時期になると5~10kgほどの無農薬ゆずを取り寄せています。
「そんなに大量に何に使うの?」と思う方もいらっしゃるとおもいますが、これがアッという間に使い切ってしまうんです。
しかも必要な材料は柚子と上白糖のみ。
とっても簡単で余すことなく柚子を使う、我が家ではお馴染みの柚子大量消費方法をご紹介します。
材料2つ!柚子の酵素シロップ
まずご紹介するのが「柚子の酵素シロップ」です。
香りがよく、子どもにも大人にも評判のいい柚子の酵素シロップは柚子が旬の時期に大量に作るのが我が家の定番。
毎年5kgほどの柚子を贅沢に使って柚子の酵素シロップを作っています。
酵素シロップの作り方は別の記事でご紹介しているため本記事では簡単に紹介しています。
詳しい作り方については りんご1玉から作れる『手作り酵素シロップ 基本の作り方』 をご覧ください。
材料は柚子と上白糖のみ。柚子の賞味量に対して1.1倍の上白糖が必要になります。
今回カットした柚子は880gだったので、必要な上白糖は1.1倍の968gになります。
「こんなに上白糖を使うの!?」と、ゾッとしちゃいますよね。
上白糖以外で作れないの?と思った方は>> コチラ の記事もチェックしてみてください。
柚子は1.5cm~2cmほどの厚みの輪切りにしてみました。
厚さはお好みで変えていただいても構いませんが、カットは繊維を断つように輪切りがおすすめ。
柚子は種が多いため、カットしたときに取れるものはとってしまいましょう。
取り除いた種やヘタは捨てずにティーパックに入れておきます。
上白糖 → 柚子 → 上白糖 → 柚子…といった感じで3~4層ほど重ねていきます。
先ほどティーパックにためておいた種をのせ、最後は上白糖でフタをして仕込み完了。
あとは1日1~2回手で混ぜて発酵するのを待ちます。
寒い冬場は発酵にまでに2週間ほどかかりますが、夏場なら1週間程度で発酵してきます。
混ぜたときにシュワシュワっと泡がでてきたら、発酵完了。
ざるとガーゼで濾してシロップの完成です。
完成した酵素シロップは炭酸割り、水割りはもちろんですが、焼酎と炭酸を加えてチューハイにしても美味しい。
柚子の香りがする酵素シロップは、砂糖の代わりとしてお菓子や料理の調味料としても使える万能調味料にもなります。
酵素シロップの詳しい作り方については りんご1玉から作れる『手作り酵素シロップ 基本の作り方』 を参考にしてください。
濾した果実でつくる柚子茶
今回メインでご紹介したいのが酵素シロップを濾したときにでる柚子を使った「柚子茶」。
材料は上記でご紹介した「酵素シロップ」を作って濾したときにでる柚子を使います。
まず酵素シロップを濾した後にでる柚子のヘタ・種を取り除きます。
柚子の薄皮はあっても構いませんが、薄皮が気になる方は薄皮もこの時に取り除いてください。
取り除いたヘタ・種・薄皮は捨てずにとっておいてくださいね!
ヘタ・種を取り除いた柚子を千切りのように薄くカットします。
カットした柚子の皮を保存容器に入れて完成。
冷蔵庫で1カ月程度の保管が可能ですが、量が多く使いきれないという場合には小分けにして冷凍保存がおすすめです。
柚子の皮に酵素シロップを足してお湯で割れば柚子茶ができます。
カットした柚子の皮は、アイスやヨーグルトにかけたり、漬物に添えたりと、そのままでも大変美味しくいただけます。
個人的におすすめなのが、細かく刻んでポン酢や味噌に混ぜること。
ほんのり柚子の香り・甘さが加わった柚子入り調味料が簡単に作れます。
種も捨てない
取り除いた柚子のヘタと種。実はこれも使えるんです。
取り除いたヘタ・種・薄皮はガーゼに包んで輪ゴムで留めます。
これを浴槽に入れれば「柚子の香りの酵素風呂」が楽しめます。
酵素シロップを作った後の果物を余すことなく活用できるのが柚子なんです。
今が旬の柚子。
大量の柚子が手に入ったら「柚子の酵素シロップ」に挑戦してみてはいかがですか?
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