ーはじめにー
もうすぐ2歳になる私の息子はジュース・お菓子が大好物。
「添加物たっぷりの甘い飲み物やお菓子はあげたくない」と思いながらも、すべてを避けるのは無理ですよね。
そんな息子に「少しでも添加物が少ないものをあげたい。」そう思って出会ったのが『酵素シロップ』でした。
香料も保存料も酸化防止剤も入っていない、そんなジュースをお店で探すことはほぼ無理ですが、自分で作ることはできます。
息子をキッカケに出会った酵素シロップは、今では私の趣味。
季節のフルーツをみつけるたびに「次はこのフルーツでシロップを作ろう」「どのフルーツとミックスさせよう」と常に酵素シロップのことを考えています。
「酵素シロップってなに?」「どうやって作るの?」そんな風に少しでも興味がわいたなら、ぜひ記事を読み進めてみてください。
手作り酵素シロップの魅力
自分で手作りする最大のメリットは添加物なしで安心・安全な酵素が作れること。
酵素シロップは発酵させて作るため、1週間~2週間ほどの時間と手間がかかりますが、作り方や材料はとってもシンプル。
白砂糖とお好みのフルーツや野菜があれば簡単に作ることができるんです。
保存料などの添加物が一切入っていないジュースが自宅で作れるって魅力的じゃないですか?
酵素シロップはお酒と割ったり、料理やお菓子作りに使ったり、砂糖代わりとしても活用できるので季節の野菜や果物を楽しめるのもまた魅力。
生きた酵素を添加物なしで、自宅で簡単に作ることができるというのは手作り酵素シロップの最大の魅力といえます。
酵素シロップの効果
酵素不足に陥ると消化・吸収・代謝に異常をきたし、さまざまな不快症状が起こります。
しかし体内では一定量の酵素しか作れないため、不足した酵素は体外から摂り入れるしかありません。
この不足した酵素を補ってくれるのが『酵素シロップ』です。
酵素シロップは生の果物や野菜から作るため、ビタミン・ミネラルなどの栄養素はそのまま、素材本来の酵素を利用することができます。
発酵の過程でブドウ糖やアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養がたっぷりと溶け出すため、酵素シロップを混ぜたお水を飲むだけで小腸からすぐに吸収されます。
私自身、酵素を毎日とるようになって感じた変化は肌荒れと便秘の解消。
生きた酵素を摂る週間ができると、消化や代謝がスムーズになり、デトックスにもつながります。
素手で混ぜるには理由がある
人の手に存在する常在菌が発酵を促してくれるため手袋などはせずに素手で混ぜます。
手作り酵素シロップは一切加熱しないため酵素が失われることがなく、砂糖によって保存性も高まるので作り置きもできます。
手に傷がある場合は、傷についている雑菌が酵素に混ざってしまうため傷のない手で混ぜる・家族に代わってもらうなどの工夫が必要です。
酵素が耐えられる温度を知ろう
酵素はタンパク質でできているため、加熱すると成分が変性し酵素の作用がなくなってしまいます。
酵素は熱に弱く48~70度で働きが弱くなるといわれています。
そのため、温かい料理に酵素シロップを使う場合は粗熱を取ってから加えたり、ドレッシングに使ったりと少し工夫が必要です。
酵素を効果的に取り入れるには、高温での加熱を避けることをお忘れなく。
酵素シロップの使い方
基本は水で薄めてドリンクにしますが、この時も気を付けたいのが温度。
酵素は温度が高すぎても低すぎても働かないので、常温~47度以下の温度で飲むのがおすすめ。
酵素シロップは水以外にも、炭酸水やお酒で割ったり、かき氷シロップの代用品として使ったり、砂糖代わりに料理や漬物に使っても美味しくいただけます。
ただし、牛乳やヨーグルトなどの乳製品と合わせると酵素の働きが鈍くなるのでご注意ください。
酵素シロップ作りに必要な道具
- 容器(中身が見えるガラス製がおすすめ)
- シロップ保存用の容器(ガラスやほうろうがおすすめ)
- ざる(平ざるが便利)
- ガーゼ
酵素シロップ作りを始めるにあたって私が買い足したものは仕込み用の容器だけでした。
あれこれ道具をそろえるとなると「あぁ。やっぱりやめようかな」と心が折れてしまいますが、酵素シロップ作りは案外自宅にあるもので代用できてしまうので、スタートのハードルが低いんです。
まずは自宅にあるもので使えそうなものは使う。
酵素シロップ作りが楽しくなってきたら、酵素シロップ作り用の道具をそろえる。
始まりはこんな感じでいいと思います。私自身がそうでした。
仕込み用の容器はプラスチックやほうろうの容器でも構いませんが、発酵の経過が外から観察できるガラス製の物が断然おすすめ。
ホームセンターや薬局、スーパーの日用品コーナーにも売られていますが、実は100円ショップのダイソーにも売っています。
ダイソーのガラス容器は大きさにもよりますが220円~550円ほどで手に入るので、まず試しに始めるならダイソーのガラス容器で十分です。
さいごに
今回の記事では酵素シロップを始めるにあたって、「酵素シロップ」はどのような効果があり、使い方ができるのか?必要な道具はなにか?という点をご紹介させていただきました。
酵素シロップの作り方については追って記事をアップしていきますので、そちらも是非チェックしてみてください。
手作り酵素シロップについては多くの書籍が販売されています。
その中でも、見た目も美しくハーブや野菜を取り入れたレシピが多く掲載されている杉本雅代さんの本はビギナーでも取り入れやすくおすすめです。
\PR \\私の愛読書はこちら//
コメント