出産準備リストを参考に「これ使うかな?」と思うものってありませんか?
私自身、初めての妊娠で出産準備は何から手をつければいいのか分からず、出産準備リストを頼りに準備を進めましたが「用意したけど使わなかった。買いすぎてしまった。」というものがいくつもありました。
そこで今回は、自身の経験をもとに出産準備に用意したけど必要なかった・買いすぎてしまったというものをご紹介します。
用意したけど必要なかったもの
✓ベビーまくら

吐き戻し防止でベビーまくらを用意するのであれば、ベビーまくらは出産準備には必要なく、フェイスタオルで十分代用できます。
まくらは必須ではなく、向き癖が気になる場合はフェイスタオルで高さを調節して向きを変えてあげればいいと産院で教わったため、出産準備に用意したベビーまくらは出番がありませんでした。
フェイスタオルであれば取り替えやお洗濯が簡単で、こまめにキレイな物に取り替えてあげることができるので一石二鳥です。
「赤ちゃんの向き癖が気になるから変形防止に欲しい」など、しっかり目的がある場合はその時の赤ちゃんに合ったまくら選びをしてあげましょう。

フェイスタオルをベビーまくらに利用するなら履き戻したときにすぐに気づけるように白いタオルがおすすめです。
✓ベビーベット・ベビー布団

私はベビーベットもベビー布団も準備しましたが、どちらも必要はありませんでした。
二人目の時は上の子が赤ちゃんを踏みつぶす心配からベビーベットが使えたという声もあり、安全性の面から必要派のママも多いベビーベットですが、出産準備で揃える必要はありません。
新生児期は2時間おきにやってくる授乳があり、その度にベビーベットまで起き上がって寝るまでベット脇で見守ったりと、ママが横になれない状況になるベビーベットはママ自身が辛かったです。
添い寝できるベビーベットなどさまざまな種類のベットがありますが、ベビーベットは使用する期間が一時的で、場所をとるうえ処分するのも大変なので、ベビーベットのレンタルサービスを利用したり、産後に様子をみて購入を検討しても遅くありません。
私の場合、同じ布団で添い寝をしたほうが赤ちゃんが安心して寝てくれたので、産前に準備していたベビー布団も数か月しか出番がありませんでした。
寝返りをするようになってからは気づくと床で寝ていたなんてこともしばしば…。
ベビー布団はわざわざ買い揃える必要はなく、大人用の敷き布団で十分でした。

赤ちゃんが窒息してしまう危険性がありますので、敷き布団やマットは低反発素材など柔らかく沈んでしまうようなものは避け、掛布団は軽いものを選ぶといいです。
✓おむつ用のゴミ箱

おむつ用ゴミ箱は種類が多く、お値段もピンキリでどれがいいのか迷ってしまいますが、おむつ用ゴミ箱は出産準備で用意する必要はありません。
おむつ用ゴミ箱は大きくて邪魔になるうえ、袋のセットも面倒で専用カートリッジが高いので維持費がかかります。
私は専用カートリッジが必要なおむつ用ゴミ箱を購入しましたが、交換頻度は約1ヵ月に1個と専用カートリッジが意外と高く、すぐにカートリッジの購入をやめて「おむつが臭わない袋」に変えました。
「おむつが臭わない袋」に入れて捨てればうんちの臭いも気にならないので、わざわざ高いおむつ用のゴミ箱・カートリッジを購入しなくても、生ごみを入れるようなフタ付のゴミ箱で十分です。
\PR 外出時にも便利なおむつが臭わない袋をチェック/
✓おくるみ

日よけやブランケット代わりにも使える定番のおくるみですが、1枚あれば十分ですが実際なくても困りません。
おくるみでなければできないことってお雛巻きくらいで、日よけやブランケットとして使うならバスタオルで十分代用できます。
お雛巻きをするのも数か月のわずかな期間だけなので、モロー反応防止でおくるみを利用しようと考えているならスワドルアップやスリーピングスターを検討してみては?
\PR スリーピングスターをチェック/

おくるみは定番がゆえに出産祝いでもらう可能性も高いです。
私は自分で用意した物、友人や産院からお祝いで頂いたものを合わせると、おくるみだけで8枚も揃ってしまいましたが実際に使っているのは1枚だけです。
✓鼻水吸い器

赤ちゃんによっては必須だったという子もいますが、鼻水吸い器は出産準備に用意する必要はありません。
赤ちゃんは鼻詰まりがひどく鼻水吸い器は必須だったとネットの口コミをみて準備しましたが、一度も出番がありませんでした。
鼻水吸い器は電動のものから簡易的なものまで種類も多いので、そのときの赤ちゃんの状態にあった物を選んだほうがベターです。

赤ちゃんによって症状も様々です。
簡易的な鼻水吸い器なら100均でも買えますよ。
✓搾乳器

搾乳器は産前に準備しておく必要はありません。
私は産後に必要になったらどうしようと心配になり、産前に準備しましたが一度も出番がありませんでした。
初産なら当然ですが、母乳の出具合なんて出産してみないとわかりません。
購入を検討している場合は、産後の状況に応じてその時の状態にあった搾乳器を揃えることをおすすめします。

産後は買いに行っている暇がない。という場合はパートナーに買ってきてもらったり、ネットショッピングで揃えるというのもひとつの手です。
✓授乳ケープ

授乳ケープは出産前に準備する必要はありません。
完全母乳なのか完全ミルクになるか、それとも混合なのか、出産してみないとわかりませんよね。
完全ミルクなら授乳ケープはまず必要ありませんし、母乳だとしても授乳ケープはあるもので代用ができます。
私は混合ですが授乳ケープがなくてもパーカーなどの羽織り、おくるみを代用して授乳していたため、出産前に準備した授乳ケープは一度も出番がありませんでした。
買いすぎ注意!最低限でOKなもの
✓マタニティショーツ

妊娠中に大活躍のマタニティショーツは、お腹がすっぽり覆えて冷え防止にもなるので何枚も買い揃えてしまいましたが妊娠中期~後期のわずかな期間のみしか出番がないため最低限あれば十分です。
2、3枚買ってみて足りないと感じたら少しずつ買い足すようにしたほうが無駄になりません。
物によっては縫い付け部分が当たって痛いもの、ウエストがゴムでかゆくなってしまったものなど下着ストレスを感じるショーツもいくつかありました。
一度に同じものを何枚も購入せず、履き心地の良い物を揃えることをおすすめします。

私が1番ストレスなく履けたマタニティショーツは「UNIQLOのマタニティショーツ」でした。
生地が柔らかくて締めつけもなく履き心地が良かったです。
余談ですが、マタニティショーツと同じ理由からマタニティウエアもわずかな期間しか出番がなく、産後には着れなくなるので最低限でいいです。
マタニティウエアの中でもデニムなどのパンツ系、トップスは産後はまず出番がないため、マタニティウエアを買うなら前空きのワンピースやレギンスが産後も着れて無駄になりません。
✓母乳パッド

授乳中に母乳が漏れて下着を汚してしまうのを防止する母乳パッドですが、一度に大量買いするのはちょっと待ってください。
私の場合、授乳中に母乳が漏れて下着を汚してしまったのも産後1カ月くらいで落ち着き、布タイプの母乳パッドやガーゼを兼用して使っていたため、母乳パッドは産院で頂いたもので十分足りました。
個人差があるので一概にはいえませんが、ガーゼを小さくたたんで母乳パッド代わりに使えますし、ガーゼなら洗ってもすぐ乾くし、出産準備で用意している方も多いと思います。
ガーゼや布タイプの母乳パッドを使い捨ての授乳パッドと上手く兼用して使えば無駄な出費を抑えられるので、母乳パッドは産後に様子をみながら購入したほうがいいです。

母乳パッドは毎日使うものなので結構な出費になりますよね。
私は出産準備で母乳パッドの大袋を用意していましたが、実際に使ったのは20枚程度でした。
✓新生児用おむつ

新生児用のおむつってどのくらい用意すればいいの?初めは何もわからないですよね。
新生児用のおむつは5kgまで、Sサイズのおむつの適用体重は4kg~となっているケースが多いです。
赤ちゃんの大きさによっても変わるので一概にはいえませんが、私の息子は3,000kg以下で生まれましたが、生後2ヶ月になるころにはSサイズのおむつにサイズアップしました。
新生児用のおむつを使う期間はわずかなので、様子をみながら少しずつ買い足したほうがベターです。
✓ベビーソックス

可愛いデザインのベビーソックスは勢いで何足か準備しましたが、1組で十分でした。
1ヵ月健診の際に一度はかせただけで、その後はミトンが足りなかったためミトン代わりに手につけて利用していました。
ベビーソックスを使う期間もわずかなので、1組準備しておけば十分です。

出産時期にもよりますが、夏生まれの赤ちゃんはベビーソックス自体必要なかったというママもいます。
まとめ

・一度にたくさん買わない
・迷ったら買わず、産後の様子をみてから買う
「準備していなくて困ったらどうしよう」とあれもこれも揃えてしまいがちですが、本当に必要かどうかはその時になってみないとわかりません。
生活スタイルが個々に違うため、これは必要ない!と一概にはいえませんが「これ必要かな?」と迷ったらとりあえず買わなくていいです。買うとしても最低限。
案外あるものでのり切れたり、100均のもので十分だったというものがたくさんあります。
準備しておくことは大切ですが、すぐに必要のないものは赤ちゃんの様子を見ながら買い足したほうが無駄にならず、その時の赤ちゃんに合ったものを揃えることがきます。
コメント