妊娠中の ”お腹の張り” に悩まされる妊婦さんは多いのではないでしょうか?
私は一人目妊娠中、頻繁にお腹の張りがあり、張り止めを飲んでも張りが治まらないといったことがあったり、出産までの期間はとにかく ”お腹の張り” には悩まされました。
そんな「妊娠中のお腹の張り」の原因や、お腹が張ったときの対処法を自身の体験談をもとにご紹介します。
どうしてお腹が張るの?

子宮の筋肉が収縮することで起こる妊娠中のお腹の張り。
一人目妊娠時はお腹が張るという感覚が分からなかった私ですが ”お腹がかたくなる” という感覚がよくあったのを覚えています。
この妊娠中に感じるお腹の張りは、疲労やストレス・冷え・便秘といったことが要因だったり、子宮を支える靭帯が引っ張られることで張りを感じることもあります。
胎児が成長して子宮が大きくなるにつれ、子宮の収縮が増えるため妊娠初期は何もなかったという場合も、妊娠中期~後期に ”お腹の張り” を訴えるママは多いんだそうです。
”妊娠中にお腹の張り”を感じた時の対処法

妊娠中のお腹の張りは、多くの場合子宮が大きくなるときの生理的なもの。
張りを感じた時に安静にして症状が治まるようなら心配はいらないそうです。
といっても、お腹が張ったときはどうしたらいいのか?対処法はないのか?と気になってしまいますよね。
一人目妊娠中は切迫早産と診断され、頻繁にお腹の張りを感じていた私は「どう対処したらいいか」ということを主治医や助産師によく相談していました。
自身の経験から、お腹の張りを感じた時に行う対処法を3つご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
安静にする

主治医に「お腹が張ったときはどうしたらいいか」尋ねたところ、返ってきた答えは ”お腹が張ったときはとにかく安静にする” というものでした。
胎児が大きくなる妊娠中期~後期は特にお腹が張りやすくなりますが、安静にして短時間で治まる場合は心配いりません。
疲労や精神的ストレス、動きすぎたときなどにもお腹が張ることがあるため、張りを感じた時にはすぐに横になったり、座って休むようにして、無理をしないというのが1番です。
温める

下半身の冷えなどが要因となってお腹が張ることもあります。
特に寒くなる季節は身体が冷えやすいので、腹巻をしたり、足を冷やさないように靴下やレッグウォーマーを履くなどして身体を冷やさないようにしましょう。
外から温めるだけではなく、冷たい飲み物は避け、温かい飲み物を飲むようにするなど、身体の中から温めるようにするなどの工夫もお忘れなく。
便秘の改善

腸内にガスが溜まることで、お腹が圧迫されてお腹の張りを感じることがあります。
実は私、一人目妊娠中は初期から産後まで便秘・痔に悩まされていたため、二人目妊娠中は初期から食べ物に気を付けたり、多めの水分補給をして、とにかく便秘にならないように注意していました。
その効果もあってなのか二人目妊娠中の現在、30週まできましたが便秘とは無縁。
一人目妊娠中には頻繁にお腹の張りを訴えていましたが、二人目妊娠中の現在は便秘をしないだけでお腹が張る回数が明らかに少ないです。
妊娠中に便利がちになってしまうのは仕方ないのですが、食物繊維の多いものを食べ、水分を多く摂る、お腹を冷やさないなど、できることを試してみてはいかがでしょうか?
「危険」なお腹の張り

「出血がある」「安静にしても張りが治まらない」「規則的な張りがある」「強い張りを繰り返す」といった場合は要注意。
いつもより回数が多い・長い時間張っているなど、普段とは違う張りを感じた場合は早めに受診するようにしましょう。
「安静にして治まるなら心配ない」といっても、心配だったり、不安があるという場合も、早めに主治医に相談してみてください。
”冷え” には気をつけて

一人目妊娠中は、切迫早産で出産までの3ヵ月を ”寝たきり自宅安静” で過ごした私ですが、主治医から常々いわれていたことが ”冷やさないように”ということでした。
実際に下半身が冷えることが要因となって腰痛やお腹が張ったり、お尻を冷やすことで痔が悪化したり…。
自身の経験上、身体を冷やすことで妊娠中の体調がよくなることってなかったんですよね。
寒い時期の出産を控えている妊婦さんや、自宅安静で過ごしているという方におすすめしたいのがホットピローと湯たんぽの活用。
安静時や寝る前は、足やお腹を温めるのにホットピローと湯たんぽを使うことでポカポカと身体が温まり、心地よく眠りにつくことができます。
お腹の張りは疲労やストレス・冷えが要因となって起こることもあるので、ご自身にあったリラックス方法をみつけてゆったりした気持ちでどうぞお過ごしください。
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