息子のアトピーを治したい！アトピっ子ママの読書記録②

息子のアトピーを機に「アトピー」とか「脱ステロイド」とつく本を図書館で読み漁りました。

「ステロイド否定派」の本はもちろん「ステロイド肯定派」の本も並行して読むようにしていますが、脱ステをしている身であるため「自然に寄り添った治療」に関する書物は個人的にとても参考になります。

読んで参考になった本、面白かった本、購入に至った本など、自身の備忘録としてご紹介します。

若杉ばあちゃんのアトピー・アレルギーの話

「病気の根っこはひとつ。食べ物を見直すこと」

20年近くアレルギー・アトピーに悩む人たちの食事指導をしてきた若杉ばあちゃんだから教えられる食事と手当法が紹介されている1冊。

現代の暮らしを否定するのではなく、その中でどういう生活や食事を心掛けたらいいのか。といった内容になっていて、アトピーの根本解決へのヒントが掴めます。

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からだが悲鳴をあげている

今の世の中、不自然な食品が多く、何も考えずに便利で簡単。手軽なものばかり食べていると、からだが悲鳴をあげるのは当たり前。

若杉ばあちゃんのアトピー・アレルギーの話

クスリだって人工的に作られた化学物質だということ。症状をクスリや注射で無理に抑え込むことは出て行こうとする毒素を体に戻すことになる。

若杉ばあちゃんのアトピー・アレルギーの話

汚染された大気や土壌、農薬や除草剤まみれの野菜や果物、添加物まみれの食品や合成されたシャンプー、洗剤など。

今は体に負担をかける不自然なものばかりに囲まれて生活していますよね。

この本でいう「毒」とは、老廃物や体内で不要になったホルモンや、体に入ってきた化学物質などのこと。

それらが溜まると免疫力や抵抗力がなくなり体では処理ができなくなり “通常の排泄ルートで出せなくなった体内毒を必死に出そうとするのがアレルギー症状” だと、著者の若杉さんは仰っています。

私は息子の脱ステを通して、血まみれ・浸出液まみれで苦しみ、強烈な痒みと戦う息子の姿を間近で見てきました。

現在落ち着いている息子の肌をみると、あの時は「体外に毒を出そうと必死に身体が悲鳴を上げていた」という表現が妙にしっくりきたんです。

陰陽の考え方がとても参考になる

『若杉ばあちゃんのアトピー・アレルギーの話』で私が一番参考になったのが陰陽の考え。

脱ステや自然療法の本を見ていると「食事に関する陰陽の考え」はよくでていたものの ”症状の出る場所で分かる身体の陰陽” は初めて目にしたため、非常に参考になりました。

全てが当てはまるわけではないと思いますが、息子のアトピー症状がでていた箇所と、偏食の息子がよく口にするものがドンピシャでこれには驚きました。

子供が本来もつ力を育てていく

アトピーやアレルギーを治すのは医者でも親でもない。あくまでもその子ども自身。
親にできることは、子どもの「自分で治す力」を教え、育ててやること。

若杉ばあちゃんのアトピー・アレルギーの話

注射や薬で躍起になって抑え込むよりも、自然界にあるもので痛みやかゆみを軽くするお手当をしながら、いい食事をし、いい空気を吸い、子供が本来もつ力を育てていく。

若杉ばあちゃんのアトピー・アレルギーの話

「電子レンジで温めるだけなどの加工食品と土で育った新鮮な食材を食べることの違いは？」と聞かれて皆さんはなんと答えますか？

この答えは『そこに命があるかどうか』

子供は新陳代謝がいいので生命力のある食べ物を身体に入れると力がつき、アレルギーの治癒も早く体質改善に向かう一方、化学調味料・着色料などの添加物が体内に蓄積すると身体の抵抗力を奪います。

だから子どもが小さいうちに食べ物に気をつけて、味覚を育てていくことがいかに大切なことなのか。と、考えさせられました。

他にもご紹介したい内容が満載の『若杉ばあちゃんのアトピー・アレルギーの話』は、改めて自分の生活を見直し、反省するいい機会を与えてくれた1冊でした。

図書館などでも借りれると思いますので、気になった方は是非『若杉ばあちゃんのアトピー・アレルギーの話』を一読してみてくださいね。