子ども乗せ電動自転車は10万以下で買えるものもあれば20万近くするものまであり、決して安い買い物ではありませんよね。
私は数種類の自転車を比較・試乗して購入するまでに半年近く悩みました。
悩んだ末に購入したのは「パナソニック ギュット(Gyutto)クルームR・DX」。
何種類か検討した中でなぜパナソニックのギュット(Gyutto)にしたのか?実際どうなのか?など、リアルな口コミをご紹介いたします。
パナソニック ギュットを選んだ理由
子ども乗せ電動自転車といえば「パナソニック ギュット」「ブリヂストン bikke」「ヤマハ PAS」の3社がやはり人気で、この3社で子ども乗せ電動自転車の購入を悩む方が多いのではないでしょうか?
3社の子ども乗せ電動自転車を実際に試乗、比較検討して私がパナソニック ギュットを選んだ大きな理由は6つ。
- バッテリーが3年保証
- 車体が軽い
- スタンドを立てるとハンドルが固定される
- チャイルドシートがCombi
- 自転車のチェーンが覆われている
- 樹脂製の大きめバスケット
バッテリーが3年保証
ブリヂストン bikke、ヤマハ PASのバッテリー保証は2年間に対して、パナソニック ギュットのバッテリー保証は商品登録を完了することで1年延長の3年保証になります。
3年でバッテリーがどうこうなるほど爆走することはないかもしれませんが、やはりバッテリーの交換は高いので1年でも保証が長くつくというのは電動自転車選びのポイントになります。
■対象商品
2017年11月7日以降にご購入頂きました、パナソニックの電動アシスト自転車全モデル、または2011年モデル以降の交換用バッテリー
■対象者
購入1ヶ月以内に商品登録(ご愛用者登録)を完了された方
■登録方法
製品付属の商品登録(ご愛用者登録)ハガキ、またはWebサイト「CLUB Panasonic」の商品登録(ご愛用者登録)ページから、お買い上げ後1ヵ月以内に商品登録(ご愛用者登録)
その他詳細は公式HPをご確認ください
>> https://cycle.panasonic.com/support/warranty/
私はネット購入をしたため、サイクルショップなどでよくある自転車が壊れた時に保証してくれる保険のような「保証サービス」は付けていません。(※オンライン購入でも加入できるショップもあります)
そのため、バッテリー保証が1年でも長くつくという点はパナソニック ギュット購入の決め手でした。
車体が軽い
電動自転車はただでさえ車体が重いうえ、子ども乗せ用となるとチャイルドシートも付くためかなり重量感があります。
パナソニック ギュットクルームR・DXはパワフルなアシスト力を維持しながら大幅に軽量化された2軸モーター「カルパワードライブユニット」搭載モデル。
- パナソニック ギュットクルームR・DXのバッテリーを含む総車両重量は31.9kg
- ブリヂストン bikkeモブddの総重量は33.4kg
- ヤマハ PAS Babby un SPの総重量は33.1kg
30kgを超えていますが、同等レベルの子ども乗せ電動自転車と比較すると1~2kg軽量に作られています。
今の電動自転車はアルミフレームの自転車が多いそうですが、中古品や型落ちモデルは鉄フレームのものもあります。
私は実際に、店頭で安くなっていた型落ちモデルの電動自転車に飛びつきましたが、試乗してみて鉄フレームの電動自転車はアルミフレームの自転車と比較するとやはり重たく感じました。
「鉄フレーム」と「アルミフレーム」の電動自転車を試乗してみて子ども乗せ電動自転車を選ぶなら断然「アルミフレーム」。アルミフレームかどうかも電動自転車を選ぶポイントになります。
アスピタ2S機能
パナソニックのギュットシリーズでよかった点が、スタンドを立てるとハンドルが固定される「アスピタ2S」機能。
カゴに重たい荷物を乗せていたり、チャイルドシートの前乗せタイプだったりすると、重さで自転車がふらついてしまいますが、アスピタ2Sはスタンドを立てるとしっかりハンドルが固定されます。
ハンドルが安定してくれることで子どもの乗り降ろしもラクで、転倒防止にもなり安心です。
チャイルドシートがCombi
パナソニック ギュットクルームシリーズは「Combi」のチャイルドシートが標準装備されています。
ポイント① 左右どちらからでも乗せ降ろしが可能
可動域が広い開閉ガードで、左右どちらからでもワンタッチ操作で開閉できるため、狭い駐輪場でも乗り降ろしがラクラク。
ポイント② Combiといえば「エッグショック」
コンビといえば「エッグショック」。
我が家ではチャイルドシートもベビーカーもコンビを愛用しており、自転車のチャイルドシートがコンビというのは魅力的でした。
コンビ独自で開発した衝撃吸収材「エッグショック」で、やわらかい頭を包むようにしっかりと守ってくれます。
自転車のチェーンがカバーで覆われている
パナソニック ギュットでよかった点が自転車のチェーンがカバーで覆われているという点。
息子は自転車のチェーンを触って手が真っ黒になっていることがよくあったので、チェーンがカバーでしっかり覆われているというのは自転車選びのポイントでした。
大きめの樹脂製バスケット
高さ約230mm×奥行約330mm×幅約450mmのワイドパイプ樹脂バスケットは、荷物をたっぷり乗せることができます。
最大のポイントは「樹脂製」という点。
金属性のものは錆びてしまったり、カゴに入れたバッグなどに錆汚れが付いてしまったりという経験からカゴは絶対に樹脂製のものにしようと決めていました。
樹脂製なのでカゴに入れた荷物を傷つけにくく、錆びる心配もなく、よほどの衝撃を与えなければ破損する心配もありません。
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ギュットR・DX リアル購入レビュー
子ども乗せ電動自転車を日常で使うようになり「パナソニック ギュットクルーム R・DX」は文句なしの電動自転車でした。
実際に使ってみて「ここがいい!」というポイントをザっとご紹介します。
①長持ちバッテリー
公園や買い物など近距離で週4~5回は乗っていますが、充電は2~3週間に1度の頻度です。
もちろん使用頻度・距離によって充電の頻度は個人差がありますが、重電の頻度が少ない16Ahの大容量バッテリータイプを選んで正解でした。
②走り出しがスムーズ
これは電動自転車すべてに共通しているかもしれませんが、走り出しがとにかくスムーズ。
30kg超えの電動自転車+チャイルドシートには10kg超えの子どもを乗せた自転車の走り出しって普通ならゆらゆら不安定になってしまいますよね。
しかし、パナソニック ギュットは走り出しのひとこぎからスムーズに乗ることができます。
③使いやすいパネル
パナソニック ギュットR・DXには薄くてコンパクトな『液晶スイッチ5』が標準装備されています。
コンパクトなデザインの液晶スイッチはすべてのボタンに指が届くので、走行中でも手を放すことなく操作が可能。
液晶スイッチには<バッテリー残量表示><残り走行時間表示><残り走行距離表示><オートライト機能>が付いています。
バッテリーが少なくなると「あとどのくらい走れるのか」とソワソワしてしまいますが、ギュットの液晶スイッチなら<残りの走行距離><残りの走行時間>を確認することができるので安心です。
④チャイルドシートの使いやすさ
パナソニック ギュットクルーム R・DXはCombiのチャイルドシートが標準装備されています。
立体的に持ち上がった肩ベルト『ウエルカムベルト』が採用されており、乗せるときに手が通しやすくスムーズに乗せることができます。
グズったときや、荷物が多いときなんかは特に「ウエルカムベルト」が使いやすい!と感じました。
また、チャイルドシートのベルト調節は座面下のボタンを押してベルトを引くだけ。
ベルト調節が簡単という点も非常に使いやすいです。
⑤サンシェードが付いている
購入前は「サンシェードはいらない」と思っていましたが、広げるだけで簡単に使えるサンシェードは、夏場の強い日差しよけに、小雨が降ったときの雨よけにと大活躍です。
このサンシェードは取り外し可能で、簡単に装着ができます。
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⑥チェーンがむき出しになっていない
チェーンがむき出しになっている自転車だと、ワイドパンツやロングスカートの裾がチェーンに引っかかってしまい、汚れてしまうことってよくありませんか?
もともと息子のイタズラ防止になると思ってチェーンがカバーで覆われている自転車を探していましたが、実際に乗ってみたらチェーンが覆われていることでボトムスがチェーンに引っかからず、チェーンでボトムスが汚れないという嬉しい発見がありました。
ワイドパンツやロングスカートが好きな方はチェーンがカバー覆われている自転車がおすすめです。
使いやすいベル
邪魔にならない位置にあり、デザインに溶け込んでいるため見逃していましたが、Guttoには左ハンドル部分にしっかりベルが付いています。
ブレーキを握る指でベルに手が届くのでとっても便利。
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さいごに
子ども乗せ電動自転車の購入を検討していると「中古でもいい」「非電動にしようかな」と思う方もいらっしゃると思います。
私自身「乗れればなんでもいい!」といっていましたが、長い目で見れば何年も使うものだから大容量バッテリーの新しい自転車を買ってよかったと今になって思います。
電動自転車は決して安い買い物ではないので、実物もしっかり見比べてお気に入りの1台をみつけてください。
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