3歳児を連れての引越し。大変だったのは「子どもの精神面」

夫の転勤が決まり、3年住んだお家を引っ越した我が家ですが、3歳になる息子を連れての引越しは想像以上に大変でした。

同じようにこれから子連れで引越しを控えている…。という方の参考になればと思い、実際に引っ越しに伴う息子の変化を記録として残しておきたいと思います。

引越しに伴う3歳児の変化

同じ3歳児でも個人差があるため、あくまで我が家のケースになりますのでご了承くださいね。

今回の引越しで何が1番大変だったかというと『息子の精神面の変化』でした。

息子にとっては生まれてからずっと住んでいたお家、仲のいい友達がたくさんいて、大好きな幼稚園に通える当たり前の環境。

それが1日にして変わるんですから、精神的にも不安定になりますよね…。

引越した翌日早朝、気分転換に新しいお家の周辺を散歩させていましたが、終始「〇〇（お友達の名前）にあいたい」「先生にあいたい」「幼稚園いきたい」そんなことを口にしていました。

家に戻った瞬間大泣きして「おうち帰るー！」といって自ら鍵を開けて裸足で家から脱走…。

夜は外食で済ませようと飲食店へ行きましたが「おうちに帰る」といってお店から脱走…。

今までこんなこと一度もなかったので、本当に帰りたいんだ…とみている側としても心が痛くなってしまいました。

引越し当日の夜は「いつかえるの？」「おうち帰ろう」「おうち帰りたい」の連続でした。

夜寝たと思っても「おうち帰りたいー！！」や、仲良しのお友達の名前を急に呼んで泣いて起きて1時間以上騒ぎ散らす。

こんな日が数日続きました。

最近ずっと調子がよかったアトピーですが、引越しの前日に急に顔にブツブツとアトピーの症状がでました。

ここ最近はアトピーが出始めても2日ほどで落ち着いていたのですが、今回はそうはいかず、引越してからは明らかに顔を中心に悪化。

季節のせい、急に寒くなったせい。そんな風に思いたかったのですが、タイミング的に引越しによる精神状態が関わっていたのは間違いなさそうです。

引越しに伴う息子の変化をザっとご紹介しましたが、不安にさせてしまったらごめんなさい。

仲のいいママ友との別れ、気に入っていた幼稚園の退園、妊娠中のため転院の不安…と、私自身も精神的に不安定な状態。

引越し準備・整理に追われて子どもの相手もないがしろにしていたりと、息子は敏感に ”いつもと違う状況” を感じていたんだなと思います。

しかし今回驚かされたのは『子どもの適応力』。

あんなに「おうち帰りたい」といっていた息子も、1週間ほど経過した現在は「新しいおうちかえろう」というようになりました。

引越し前後は不安定になってしまうのは避けれないと思いますが、不安にさせてしまっていたらギュッとして、あとは子どもを信じる。

私はそんなことしかしてあげれませんでしたが、子どもは大人以上に新しい環境に馴染むのが早く上手いので、心配しなくても大丈夫。

大人が思うよりずっとずっと子どもは能力が高く、逞しく育ってくれていますよ。