竹酢液・木酢液ってなに?アトピーに効くって本当?

育児・お出かけ

息子のアトピー治療に <脱ステロイド・脱保湿> を選択した一児の母niniです。

当ブログではアトピー息子の脱ステ記録を紹介していますが、現在リアルで脱ステをしている方、お子さんの脱ステを見守るママさん、脱ステを経験された方など。

同じように脱ステをしている・された方々から、当ブログや Imstagram に「脱ステ中にこれを使った!」「これが効いた!」というようなメッセージを数件いただきました。

教えていただいた貴重な情報を元に、息子にはどれが効くか実際に試して経過をみている最中ではありますが、経験者さんからの貴重な情報を当ブロブでも共有していこうと思います。

今回は、現在もお子さんの脱ステをしているたママから教えていただいた『木酢液・竹酢液』をご紹介。

竹酢液・木酢液ってなに?

竹酢液は竹炭を焼く過程で煙から採取された液体。

竹酢液は酸性の物質の含有量が木酢液よりも多く、標準的な竹酢液のPH(酸度)は3.0±0.5となっています。

また、竹酢液の方が木酢液よりタール分が少ないため透明度が高く、匂いもソフトです。

竹酢液のフェノール類の含有量は木酢液の28倍~40倍も多く含まれるといわれ、およそ200種類以上の天然成分を含んでいます。

しかし、原料となる竹の水分含有量、採取する温度、精製方法などにより成分が大きく異なり、品質基準や検査項目もメーカーごとに異なるため、価格や品質にも差があります。

静置竹酢液

採取された竹酢液を日の当たらない涼しい場所に6ヵ月以上置くことで、軽油質は上に浮き、タール分は最下部に沈みます。

その中間層をろ過しながら採取して軽油質とタール分を取り除く手法を静置法といいます。

園芸・ガーデニング・消臭用などとして使用されます。

蒸留竹酢液

物質の沸点の差を利用して混合物を分離する手法を蒸留法といいます。

蒸留により精製された竹酢液は、成分が安定してタール分を除去できるため透明な色になります。

天然色と効果に変わりはなく、紫外線などによって色が変わる場合もありますが効果的には変わりません。

蒸留竹酢液は、風呂用・水虫・スキンケア用に使用されます。

ちなみに私が購入した「ナカムラ商会の蒸留竹酢液(原液)」は、更に匂いを薄く、色を透明色にするために、2年もの歳月をかけて精製・ろ過を繰り返して仕上げています。

天然色と効果的には変わりはなく、紫外線などの影響で色が変わってしまう場合もありますが効果的には変わりません。

竹酢液・木酢液の違いは?

木酢液は木炭を製造する過程で煙から採取された樹木由来の天然エキスです。

つまり、竹酢液と木酢液の違いは原料が竹なのか、木なのかの違いで、使い方や効果はほぼ同じ

木を燃焼させて作ることから煙のような匂いと、酢酸を含んでいるので独特なつんとする匂いがします。

竹酢液・木酢液がアトピーに効くって本当?

竹酢液に含まれるポリフェノールは、かゆみの元となるヒスタミンの放出を抑える作用や、水の分子を小さくすることで皮膚への浸透性を高くする作用があるといわれます。

酢酸を主成分に200種類もの天然有機成分が含まれる竹酢液は、お風呂に入れると天然成分が溶け込み弱アルカリ性のやわらかいお湯になり、原液を希釈することで脱臭、消臭、虫よけ等にも使うことができます。

ただ残念なことに、竹酢液(木酢液)は化粧品でも医薬品でも無く雑品。

そのため「竹酢液(木酢液)は皮膚炎に効く!アトピーに効く!」といった効能効果・安全性を謳うことはできないのが現状です。

しかし、調べてみると竹酢液(木酢液)はアトピーや乾燥肌、かゆみなどの症状に効果があったという口コミが多いのも事実で、私に竹酢液(木酢液)を教えてくれた方もお子さんのアトピーに使っていて効果が見られたからなんですよね…。

先述しましたが、竹酢液(木酢液)は化粧品や医薬品ではないため、使用する場合は個々の責任のもとで使うようにしてください

竹酢液の使い方

↑白いキャップ1杯で約8cc

私が購入した「ナカムラ商会の蒸留竹酢液(原液)」の場合、以下のような濃度に薄めて使用しています。

<お風呂に入れる>
100Lのお湯に対して30㏄の竹酢液を入れる

<薄めてスプレー>
精製水50㏄に竹酢液1㏄~2㏄入れて薄め、スプレー容器に入れる
身体や顔にスプレーして使う

<薄めて使う>
精製水50㏄に竹酢液1㏄~2㏄入れて薄め、ガーゼなどにしみ込ませて患部に当てる

※メーカーごとに使用量、使用法が異なりますのでご注意ください

もちろん効果には個人差があり、効果をお約束するものではございませんので個人の判断・責任で使用の判断をお願いします。

また、原液だと酸性が強いので肌の弱い方は注意が必要です。

濃度を変えることで使い方が変わる

出典元:【楽天市場】【蒸留精製竹酢液10倍希釈スプレー 150ml】:竹炭の里 楽天市場店 (rakuten.co.jp)

上記はあくまでも参考となりますが、濃度を変えることで他にもたくさんの使い方があります。

メーカー、商品ごとに品質は異なり、使用方法・使用量も異なります。

購入時は商品の使用方法をよく確認するようにしてくださいね。

また、原液ではなく希釈タイプも多く販売されていますので、薄めるのが面倒!という方は希釈タイプもおすすめです。

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竹酢液の選び方

一言に「竹酢液(木酢液)」といっても、検索するとズラッと商品が出てくるうえ、お値段にも差があります。

実際 私は「何を基準に選べばいいのかわからない…」というのが本音でした。

残念ながら「これを選ぶのが正解!」といった情報にはたどり着けなかったため、私自身が本やネットの情報を元に選んだポイントをご紹介します。

  • お風呂・スキンケア等、肌に使うに場合は安全性から蒸留品を選ぶ
  • 原料の竹の情報(産地など)が記載されている商品
  • ベンツピレン(発がん性物質)、ヒ素、スズ、カドミウム、鉛等の検査がしてあるもの

私は、竹酢液をお風呂や肌のケアに使うことが目的だったため、原料の情報、検査情報は特に重視して選びました。

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実際に使ってみて

スプレーにしたり、薄めてガーゼにしみ込ませて患部にあてたりしましたが、息子はどちらも全力で拒絶するため、正直なところ息子にはあまり使えていません。

唯一、お風呂入るときに湯船に竹酢液を入れていますが、竹酢液を入れたお風呂に入った日は入眠がスムーズだったというのは感じました。

しかしですね、息子が通院している病院の方針で「脱ステ・脱風呂・脱保湿」をしているため、息子が湯船に浸かるのは月に数回なんです…。

そのため、継続的に竹酢液を入れたお風呂に入っているわけではないため、ハッキリとした効果は不明というのが現状です。

ただ、アトピー体質の夫に関しては、竹酢液を入れたお風呂に入ってから寝るときのむず痒さが落ち着ついたと、思いの外 好評でした。

初めは燻製の独特な匂いに私も戸惑いましたが、竹酢液を入れたお風呂に慣れるた今は、独特な匂いも全く気にならなくなり、むしろ温泉に入ったみたいにリラックスできています。

息子の様子を見ながら引き続き試してみようと思いますので、追ってご報告させていただきます。

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