柚子ポン酢で取り除いておいた「柚子の種」を使った柚子化粧水。
少し手間がかかりますが、少ない材料で簡単にできます。
化粧水を手作りしたことがない方も、柚子の種があるときには是非チャレンジしてみてください。
添加物なし！柚子の化粧水
＜材料＞
・柚子の種 … 適量
・日本酒 … 柚子の種に対して2倍（柚子の種1：アルコール2)
＜用意するもの＞
・フタつきの瓶
・計量器
酒の量が少ないととろみが強く、多いとさらりとした仕上がりになります。
分かりやすいように今回は少量（柚子の種20g：日本酒40g）で、柚子化粧水の作り方をご紹介していきます。
私はトロッとした触感が好きなので、アルコールは柚子の種の2倍量で作っていますが、アルコールはお好みで柚子の種の2～3倍量で調整してくださいね。
①煮沸消毒したガラス瓶（フタ付き）に柚子の種をいれる
②柚子の種を入れた瓶に、柚子の種の2倍の量の日本酒を注ぐ
✔仕上がりの感触は変わりますが、焼酎やホワイトリカーに変えてもOK
✔アルコール度数はお好みのものでOK
（私は15度程度の日本酒を使っています）
③フタをして成分がよく混ざるように振って冷暗所で保存する
④1日1回よく混ざるように振って1週間ほど繰り返す
→数日で水分がトロッとしてきます
✔冷暗所は日の当たらない風通しのいい日陰か、心配な場合は冷蔵庫で保存します
⑤中身がトロトロになったら種を取り出して茶こしやガーゼなどで濾す
⑥清潔な容器に入れて柚子化粧水の完成！
完成した柚子化粧水はそのまま手に取って使用できますが、心配な方はパッチテストをしてから使用してください。
✔保存期間は1～2ヶ月程度を目安に使い切るようにする
✔冷蔵庫で保存する
アルコールに敏感な場合は精製水で薄める
ホワイトリカーなどのアルコール度数が高いお酒を使って柚子化粧水を使った場合や、アルコールに敏感という方は精製水に薄めて使うのがおすすめ。
精製水で薄める濃度はお好みの使用感に合わせて原液の2～3倍程度に調整してお使いください。
私は手作り化粧水を愛用していますが、アルコールに敏感なので精製水で3倍に薄めて使用しています。
✔化粧水を入れる容器は何でもOK
✔リサイクル容器を使う場合、煮沸消毒をして清潔にしてから使うようにしてください
乾燥させた種でも作れる
「柚子の種は乾燥させないでそのまま使う」という方が多いのですが、乾燥させた柚子の種でも同じ作り方で柚子の化粧水を作ることができます。
我が家では毎年10kg前後の無農薬柚子を購入しているため種が大量にでます。
そのため、取り除いた柚子の種は水洗いしをしてよく乾燥させてから冷凍保存しています。
水洗い・乾燥させて化粧水を作ると、とろみが少なかったりとろみが出ないというケースもありますが、乾燥させた種の方が保存期間が長いというメリットもあります。
✔乾燥させた種を使って柚子の化粧水を作った場合、3ヶ月程度を目安に使い切るようにする
まとめ
今までは捨てていた柚子の種を活用した「柚子化粧水」をご紹介しました。
自分で化粧水を手作りする最大のメリットは添加物が入らないこと。
少し手間はかかりますが、少ない材料で簡単に作れるうえ、案外自宅にあるもので作れてしまうのも嬉しいですよね。
柚子の種がたくさんあれば「柚子化粧水」作りにチャレンジしてみてはいかがですか。
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