セスキと水のみ！簡単で万能なセスキスプレーの作り方

「セスキ炭酸ソーダ」は重曹と炭酸ソーダの中間の物質で、トロナ鉱石からできた天然成分。

重曹よりもアルカリ度が高いため洗浄力が強く、アルカリパワーは重曹の10倍 ともいわれます。

水に溶けやすいのでスプレー液を作ってキッチンの油汚れ落としや、襟袖などの皮脂汚れ汚れ落としに幅広く活用でき、洗剤を使わなくても汚れが落とせる優れもの。

今回はセスキ炭酸ソーダで簡単に作れてお掃除にも大活躍の ”セスキスプレー” の作り方をご紹介します。

セスキスプレーの作り方

水に溶けやすく重曹よりも強力に油汚れを落とすセスキ炭酸ソーダは、水に溶かすだけで簡単にスプレー液を作ることができます。

ここではセスキ炭酸ソーダを使った “セスキスプレー” の作り方をご紹介していきます。

セスキスプレーはキッチンの汚れはもちろん、衣類の襟・そでの汚れにも効果があり、洗剤と一緒に入れることもできるので使い勝手抜群◎

油のベトベト汚れが落ちにくい場合はセスキの濃度を濃くすると汚れが落ちやすくなります。

セスキスプレーの使い方

◇洗濯物の汚れ落としに

セスキ炭酸ソーダは血液や垢、食品のたんぱく質汚れを落とすのが得意。

ワイシャツや白い衣類の襟袖汚れ、食べこぼし汚れにもセスキスプレーが活躍します。

汚れ部分にセスキスプレーを吹きかけて5分ほど置いてから通常通りお洗濯をすればok。

また、セスキ炭酸ソーダを使ったお洗濯方法については別の記事でご紹介しています。

興味がある方は>> セスキ洗濯はじめました｜セスキ炭酸ソーダの使い方や注意点は？ も併せてチェックしてみてくださいね！

◇コンロ周りのお掃除に

コンロにこびりついてしまった汚れにはセスキスプレーがおすすめ。

軽い汚れならセスキスプレーをして20分ほど放置したあと、布巾などで拭き取れば落ちます。

コンロにこびりついた汚れなら、たっぷりセスキスプレーをした上にキッチンペーパーを被せて30分ほど置いてから拭き取るとこすらずに汚れを落とすことができます。

◇換気扇のお掃除に

換気扇の軽い汚れならセスキスプレーをして20分ほど置いてから拭き取ると汚れが落ちます。

頑固な汚れなら、セスキ炭酸ソーダを大さじ1程度いれたバケツに部品を浸け置き洗いをすると汚れが落ちます。

浸けおきをするときにシンクやバケツを汚したくないという場合は、大きめのビニール袋がおすすめ。

ビニール袋は破れないよう二重にし、ぬるま湯（又は水）にセスキ大さじ1程度を入れ、換気扇の部品を浸けおきします。

浸けおきしたあとはよくすすいで、乾かしてから取り付けるようにしてください。

◇食器洗いに

プラスチック製品のベタつきや臭いにも、セスキスプレーを吹きかけて洗うとスッキリ落とすことができます。

電子レンジやグリルなどの油汚れにもセスキスプレーを吹きかけて、しばらく置いてから拭き取ることで力を入れずに簡単に汚れを落とせます。

ただし、セスキ炭酸ソーダに浸けおきすることで柄などが色落ちしたり、黒ずんでしまうこともあるため、セスキ炭酸ソーダの使用が適さない場所への使用にはご注意ください。

◇洗面・お風呂などの水回りに

洗面所やお風呂などの水回りにもセスキスプレーが使えます。

使い方の基本は同じ。セスキスプレーをして数分おき、スポンジなどでこすってから水で流します。

浴室の床や壁についた黒ずみや垢をこまめにセスキスプレーでお掃除することで黒カビが発生しにくくなるというメリットもあります。

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セスキ炭酸ソーダの注意点

セスキ炭酸ソーダ使用に関する注意点は以下の通りです。

また、セスキ炭酸ソーダを使用する場合には、ゴム手袋を使用することをおすすめします。

セスキ炭酸ソーダが適さない場所

万能なセスキスプレーですが、セスキ炭酸ソーダには適さない場所もあります。

以下の場所へ使用しないようにご注意ください。

誤った使用時の対処法

誤って目に入ってしまったり、飲みこんでしまった場合は以下の対処を行い、異常が残った場合は速やかに医師に相談するようにしましょう。

さいごに

セスキ炭酸ソーダは洗濯以外にもお掃除にも使え、100均でも手に入るのでいつでも簡単に始めることができます。

セスキスプレーならセスキ洗濯より手軽に始められるので、気になった方はセスキスプレーからセスキ炭酸ソーダを試してみてはいかがですか？

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