息子のアトピーを機にドクダミの魅力に興味を持ち、ドクダミに関する本を読み漁りました。
どこにでも咲いているあの “ドクダミ” ですが「ドクダミは三毒を消す(三毒とは先天の毒・後天の毒・食毒)」という言葉もあるくらい、古くから民間療法として重宝されてきたんだとか。
その中でも、簡単に取り入れることができる「ドクダミの使い方」についてご紹介します。
ドクダミに関する書籍
“ドクダミ” と名が付く本を図書館で借りて読み漁りましたが、中でも分かりやすく詳しく記載されていた書籍が『よく効く ドクダミ療法/村上 幸太郎』です。
残念ながら現在こちらの書籍は増版もされておらず、購入もできません。
(フリマアプリなどで販売されていることもありますが、かなり高額で販売されています…)
図書館なら扱いがある場合がありますので、興味がある方はお近くの図書館へ問い合わせてみてください。
今回の記事は指南書ともいえるこちらの本と、実際にお子さんのアトピーにドクダミを使っていたという方の話しを参考に、ご紹介させていただきます。
「ドクダミ」の活用法
「ドクダミ」には皮膚の炎症を抑える効果があり、十薬と呼ばれるほど薬効がある薬草でもあります。
乾燥させたドクダミには血流量・尿の分泌を増加・組織再生作用などがあり、驚くほど広範囲な薬効があるんだそうです。
煎じて飲むのもいいですが、幼い子どもには煎じて飲ませるのはハードルが高いため、私が試したのは「ドクダミ風呂」
お金もかからず、簡単に自宅で試せるので、興味がある方はトライしてみてください。
ドクダミ風呂
お子さんの脱ステを経験された方から教えてもらったのが、乾燥させたドクダミを鍋に入れ、煮汁をお風呂に入れるという「ドクダミ風呂」
私はその方から農薬・除草剤などを散布していない自宅の庭で採ったというドクダミをいただいたので、早速 教えてもらった方法を試すことに。
息子は足の傷が沁みるといってお風呂を全力で嫌がり湯船には浸からないため、子ども用プールにドクダミの煮汁を一緒に入れ、遊びついでにドクダミ風呂ならぬドクダミプールをしました。
「ドクダミをお風呂に入れた翌日には治った!」というような即効性はもちろんありませんが、お金をかけずに手軽に続けられる方法として、しばらくドクダミ風呂(ドクダミプール?)を続けて様子を見ようと思っています。
「ドクダミ風呂」は他にもやり方がある
『よく効く ドクダミ療法/村上 幸太郎』にも入浴剤としてドクダミを使う方法が記載されていました。
村上さんの本には、手ぬぐいを袋としたものに、乾燥させたドクダミを20~40g入れ、それを湯船に入れると書かれていました。
ドクダミ特有のにおいは乾燥させることで軽減するため、ドクダミを湯船に入れるとハーブのような薬草風呂といった感じのにおいがします。
息子のように、温かいお風呂を嫌がる場合は、ドクダミの煮汁を入れる方法の方が手っ取り早くエキスを出すことができますが、温かい湯船に入れる方が手間がかからず簡単に試すことができます。
状況にあった方法でお試しください。
馬鹿にされながらも自然療法を試す日々
「ドクダミっていつの時代…」「手っ取り早くステロイド塗れよ」そんな風に思う方も多数いらっしゃると思います。
それでも、実際に脱ステを経験した方のお話しを聞いていると、自然療法こそ馬鹿にはできない。そんな風に考えが変わりました。
生命力の強いドクダミはどこにでも咲いていますが、道端に咲いているドクダミは除草剤などの心配もあるため、除草剤の散布等の不安がある場所でのドクダミ採取はお勧めしません。
興味がある方には試してほしいと思うドクダミを使った民間療法ではありすが、賛否両論 様々な意見があるかと思いますので自己判断でお試しください。
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