私は切迫早産で24週から出産までの約13週間もの間、自宅安静で過ごしました。
寝たきりに生活になってから1番悩まされたのが『腰痛』
今回は、妊娠中~産後まで続いた辛い腰痛の原因やセルフケアなど、私自身の実体験をご紹介します。
「妊娠中の腰痛」原因は?
妊娠中の腰痛の原因は大きく2つ。
①ホルモンバランスの変化
狭い骨盤を赤ちゃんが通れるように、関節や靭帯を緩める作用があるリキラシンが分泌されることが原因といわれています。
このリキラシンの働きで、大きなお腹を支える力が弱まったり、緩んだ骨盤や筋肉を支えようとしたりして、腰に負担がかかってしまうことで腰痛が起きてしまいます。
②姿勢の変化
お腹が大きくなってくると体の重心が前に移るため上半身をそらした姿勢になってしまいがち。
反り腰の姿勢は背中から腰への負担が大きくなるため、腰痛の原因になるといわれています。
ベルトを活用しよう
ベルトは付ければ腰痛が治るというわけではありませんが、腰痛があるときに骨盤ベルトがあるだけで格段に楽になります。
両サイドからギュ!と締めることができるトコちゃんベルトは使いやすく、安定感があり、切迫早産と診断されてからは寝るときもつけていました。
腰痛対策にも、産後の骨盤サポートしても使え、トコちゃんベルトは妊娠中~産後まで大活躍のアイテムでした。
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切迫早産で腰痛?原因や症状は?
私の場合、腰痛に悩まされたのは切迫早産で自宅安静になってからです。
- 寝返りをしただけでピキッと痛む
- 向きを変えて寝ても痛む
- 腰を反るのがつらい
- 起き上がる、立ち上がるの動作がつらい
自宅安静といっても体を動かせていた時は腰痛はなかったのですが、入院状態での自宅安静(トイレ、お風呂、食事以外は寝たきり)を強いられてからは、体を起こしてストレッチをしたり、ゆっくりお風呂に入ったりすることもできず、寝て過ごす時間が長引くほど腰痛の症状は悪化しました。
切迫早産になってから腰痛に悩まされた私の場合、ホルモンの変化や姿勢の変化に加えて、長時間寝たきり状態が続いたことで筋肉をほぐすこともできず、筋力・体力が落ちていたことが原因で腰痛になっていました。
「温める」が効果的
切迫早産だった私は、湯船に浸かったりストレッチをすることができず筋肉は凝り固まるばかり…。
そんな状況でもじんわり身体を温めてくれた私の強い味方がホットピローでした。
レンジで温めれば30分くらいは暖かさが持続するので、寝るときは腰の下に敷いて腰を温めたり、足元に敷いて湯たんぽ代わりに使ったりと、冷え対策にも大活躍でした。
目元用のアイピローはなく、肩にかけれるショルダーピローがおすすめ◎
ホットピロー以外にも、湯たんぽやホットタオルなんかも便利です。
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「産後の腰痛」原因は?
産後の腰痛の原因は大きく2つ。
①姿勢の変化
授乳や抱っこなど、赤ちゃんのお世話は腰や肩に負担がかかる姿勢が多く、慢性的に筋肉が緊張して血行が悪くなるため痛みが出てきます。
体が痛いからといって授乳や抱っこを止めることはできないので、痛みを我慢してしまったり、痛いところをかばって不自然な体の使い方をしてしまったりと悪循環に陥ってしまい腰痛を引き起こしてしまうことがあります。
②出産によるもの
産後の腰痛の大きな原因は骨盤のゆがみ。
産後に骨盤が開いたままの状態では重心が偏っている部分に負荷がかかってしまい、腰痛を引き起こすことがあります。
腰痛はいつまで続いた?
私の場合、完全に腰の痛みが気にならなくなったのは産後5カ月頃でした。
腰痛の症状が1番辛かったのは、寝たきり状態になってから2週間ほど経った妊娠30週ころから産後1ヵ月ころまで。
寝て過ごす時間と腰痛は比例するように、産後1カ月を過ぎて体を動かせるようになったら腰痛の症状は徐々に改善していきました。
対処法・セルフケア
日常生活で簡単にできる対処法・セルフケアは大きく2つ。
①ストレッチをする
腰や背中の筋肉が緊張し、血流が悪くなってしまうことで腰痛の原因になります。
筋肉の緊張をほぐすストレッチや軽い運動をすることで、腰まわりの血流をよくすることで腰痛緩和になります。
②冷やさない・体を温める
冷えることで筋肉が硬くなり、腰痛になりやすくなってしまうため、腰痛がある場合はシャワーで簡単に済ませずしっかり湯船に浸かって体を温めることが大切。
湯船に浸かって体を温めることで、腰痛で凝り固まっている筋肉がほぐされ腰痛緩和になります。
入院していたり、切迫早産で自宅安静だったり、湯船にゆっくり浸かることができないといった方は、腹巻や湯たんぽなどを活用して体を冷やさないように冷え対策をしっかり行いましょう。
私は普段から冷たい飲み物は避け、常温の飲料や温かいハーブティーや白湯を飲むようにして体を温める習慣をつけていました。
「授乳クッション」を上手く使おう
授乳時の無理な姿勢からくる腰痛や肩のこりを軽減してくれ、格段に腕への負担が軽減する授乳クッションはおすすめです。
赤ちゃんを抱いて授乳するには想像以上に高さが必要だったため、厚みがありヘタりにくく、高さの調節ができるものが使いやすくおすすめです。
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