血だらけ衣類もセスキにお任せ。アトピっ子の洗濯事情

血だらけのシーツに、血だらけの服…毎日洗濯物が大量に出るのも、アトピーの悩み。

息子は寝る前に掻きむしって、寝ている時も無意識に掻きむしって、新しいパジャマも服もすぐに血だらけになってしまいます。

そんな血だらけ洗濯物を皆さんはどうしていますか？

予洗いしたり、漂白したり、浸けおきしたり…手間をかけて洗っていませんか？

予洗い・浸け置き不要の洗濯とは？

私は血だらけの洗濯物もセスキ炭酸ソーダのみで洗濯しています。

血だらけだろうが、浸出液でパリパリになろうが、面倒な予洗いや浸け置きなんてしませんし、すすぎは1回。

セスキ炭酸ソーダは、皮脂や血液、ベトベト油汚れに強く、血液の汚れもしっかり洗い落とせるため掻きむしって血だらけになった衣類のお洗濯に最適なんです。

セスキ炭酸ソーダは重曹と炭酸ソーダの中間の物質で、トロナ鉱石からできた天然成分。

重曹よりもアルカリ度が高いため、洗浄力が強くアルカリパワーは重曹の10倍ともいわれます。

化学的に作られた洗剤とは違い、成分はセスキ炭酸ソーダのみ。

人体に優しく、排水が環境へ与える影響も少ないというのが、セスキ炭酸ソーダでお洗濯をする最大のメリットです。

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本当にそれだけ？洗剤を使わなくて大丈夫？そんな風に思う方もいらっしゃると思います。

実際に、血のついたTシャツをセスキ炭酸ソーダでお洗濯したBefore Afterでご判断ください。

［Before］こちらは半日で血だらけになってしまった新品のTシャツ。

この血だらけTシャツをセスキ炭酸ソーダのみでお洗濯したのが［After］になります。

息子は首・あご・頬を掻くため、首元がいつも血だらけになります。

［Before］右側を中心に血がついていましたが、お洗濯後は［After］のとおり。

［Before］服で顔や首をぬぐうため、肩の辺りにも血がついていますが、［After］お洗濯後はご覧のとおり。

本当に、セスキ炭酸ソーダですすぎ1回・予洗い・浸け置きなしで洗ったのがこちらのBefore Afterになります。

合成洗剤なんて使わなくてもここまで落ちるんです！
しかも化学物質ゼロなので、繊細なアトピー肌にも低刺激で安心です。

洗ってもまだ汚れが残る…そんなしつこい汚れには、セスキ炭酸ソーダを溶かした水（お湯）に3時間から一晩浸け置きをしたり、予洗いしてからお洗濯することで汚れが落ちやすくなります。

ただし、麻・ウール・化繊・化繊混紡・ポリエステル・ナイロンなど、浸け置きに向かない素材もあるため、衣類の洗濯表示を確認するようにしてださい。

香りのついたお洗濯をしていると、すっかり匂いが麻痺してしまい「無臭」のお洗濯なんて考えられない！

まさに私がそう思っていました。

洗剤のみでは足らず、強い香りの柔軟剤に消臭ビーズ、更には消臭スプレーに香水…

香りに香りを重ね、新発売や季節限定と聞けば必ず試していました。

あんなに衣類に香りをつけて満足していた私ですが、皮肉なことに今では何度洗いなおしても取れない、衣類に染みついてしまった強い香りが苦手。

皆さん経験があると思いますが、柔軟剤などの強い香りの洗剤で一度洗ってしまうと、衣類に香りが染みついて何度洗っても取れないんですよね。

合成洗剤を使っているときは感じませんでしたが、思っている以上に強い香りが衣類に染みつき、衣類に染みついた香りが肌についてしまうんです。

まさに「香害こうがい」という言葉があるように、強い香りで害を受け、頭痛やめまいといった症状に悩む方が多いのは香りブームですっかり常識化した合成洗剤や柔軟剤の常用が要因として挙げられます。

香りに香りを重ねていた私でも、合成洗剤を断ってすでに1年以上が経過。

その間も香りのついた洗剤・柔軟剤は一滴も使わず、汚れ落としとして洗濯に使うのはセスキ炭酸ソーダ・臭い対策に使うのはマグペレと、道具は2つだけの超シンプルクリーニングです。

私は息子のアトピーを機に、ナチュラルクリーニングを知りましたが、ナチュラルクリーニングを初めて本当によかった。

洗濯に使うのはセスキだけだし、マグペレは繰り返し使えるので半年～1年に1回くらいしか替えません。

お金もかからないし、人にも優しく環境にも優しい。正直、いいことだらけで合成洗剤には戻れません。

もし、ナチュラルクリーニングに興味を持たれた方は、是非一度チャレンジしてみてはいかがですか？

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