※実際の写真を掲載しています。苦手な方は閲覧にご注意ください※
脱ステを開始して4ヵ月経過した2023年2月。
まだまだ空気は乾燥していて、アトピーの息子には厳しい季節。
脱ステを開始して4ヵ月目のリアルな現状を自身の備忘録としてご紹介します。
脱ステ開始から4ヵ月の現状
脱ステを開始して4ヵ月。
今1番肌の状態がひどいのが、あご、腕、ひざ裏、耳です。
その中でもあごは日中もカサブタを剥いだり、服でこすったりして、気づくと服には向けた皮膚や血がたっぷり付いています。
↑こちらは息子が半日着た服なのですが、首元は浸出液が乾いてパリパリになっています。
元は白地の服ですが、首元には掻きむしってついた汁、肩や腕には拭ってついた血がき、朝着せた服がお昼にはこの状態。
そして無意識に掻きむしってしまう耳。
寝て起きると枕やシーツには血がついていて、息子の耳もご覧のとおり血まみれです。
ひざの裏も無意識に掻きむしってしまう箇所で、少しよくなってはカサブタが痒くて掻きむしっての繰り返しで一向に改善しません。
朝起きるとパジャマに血がついていることは日常茶飯事。
お尻の下あたり、ちょうどおむつが擦れてしまうところも掻きむしって硬くなっていました。
ひざの裏は皮膚がかなり厚くなり、しわしわになってしまっています…。
どうやって過ごしているのか?
脱ステを開始して4ヵ月経過し、実際にどのように過ごしているか少しご紹介します。
こんな肌状態でも、日中は周りの子どもとなんの変りもなく、身体をかく暇なんてないくらい夢中で遊び回っています。
お昼寝はしない日もありますが、寝るときは2~3時間ぐっすり昼寝をしてくれます。
しかし、問題は夜。
掻きむしった傷がしみるためシャワー・お風呂を嫌がり、薬を塗るのも嫌がります。
眠りに入ろうとすると急に全身を掻きむしり始めて「ママかき(ママ掻いて)」と訴えてきて、寝て1~2時間ほどすると決まって痒くて泣いて起きる。
今まで朝5時には起きていた息子も、夜中ぐっすり寝れないため朝は8時過ぎまで寝ていることも増えました。
肌の変化としては、首の裏が以前より良くなりました。
良くなったといっても、まだまだキレイな肌には程遠いですが…。
通院が当たり前ではない
「そんなにひどいなら病院行けば?」と思う方も多いと思います。
私自身、息子の脱ステを始めるまでは何かある度に小児科・皮膚科を受診する生活をしていました。
しかし、何件もの小児科・皮膚科で息子のアトピーを診せても出される薬はステロイドと保湿剤。
おまけに「薬がなくなったころ経過を診せてください」「3週間後を目安に受診してください」など、どこの病院へかかっても ”通院が当たり前” になっていることに疑問を持ったんですね。
しかし、藤澤皮膚科さんの治療方針は『減らすこと・やめること』なので、基本なにもしないという考え。
そのため藤澤皮膚科さんで「○週間後に来てください」など、次の受診については一度もいわれたことはなく、行っても塗り薬を出してもらうだけなので、薬が残っているうちは様子を見ようと思うようになりました。
「脱ステを始めて数ヵ月経つけど経過は順調なのか。」
「今の肌状態に異常はないのか。」など、経過を診てもらいたい時には受診しますが ”次回は○週間後” と、通院に追われなくなったことはとても気が楽になったと実感しています。
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