恥骨が痛い!尿漏れがある…。産後の体調トラブルはいつまで続く?

妊娠・出産

産後のママは休む暇なく子育てが始まります。

産褥期はゆっくり体調の回復に努めたくても、上の子が居たり、実家に帰れない・産後のお手伝いがないなど、様々な理由でゆっくり休めないというママさんも多いですよね。

そんな私も、産褥期はほぼひとりで赤ちゃんのお世話をしながら家事もしていましたが、容赦なく体調トラブルが襲ってきます。

そこで今回は、私が経験した産後の体トラブル・対処法も交えてご紹介していきます。

恥骨がズキズキ痛む…

どんな症状があった?

・恥骨がズキズキ痛む
・恥骨がピキッと痛む
・立っていると恥骨を抑えたくなる

産後に恥骨痛になってしまいしましたが、私の場合「痛い!」というより「ズキズキする…」ふとした時に「ピキッと痛む」という感じでした。

恥骨痛の原因は骨盤のゆがみや、出産時に産道が開くことによる影響など様々。

出産の影響で恥骨痛になるという方もいれば、妊娠中から恥骨痛に悩むママも多いんだそうです。

「恥骨痛」はいつまで続いた?

産後1ヵ月ほどで自然に治る方もいれば、産後半年くらいまで続く方もいたりと、回復までには個人差があります。

産後に「恥骨の痛み」が長引いてしまう人は、産褥期にゆっくり休めなかったという方に特に多いんだそうです。

産後に実家に帰ることができず、手伝いに来てくれる人もいなかった私は、産褥期はゆっくり休めず、恥骨を抑えながら家事をしていることもありました。

私の場合、産後直後から産後5ヵ月くらいまで恥骨痛の症状がありましたが、気づいたら自然と治っていました。

「恥骨痛」の対処法は?

・骨盤ベルト、ガードルをする
・産褥期はとにかく安静!
・足組みやペタンコ座りはやめ、姿勢に注意する

安静にするのが1番いいとわかっていても安静にしていられない状況のママも多いですよね。

そんな私が試したのは骨盤ベルト・ガードルをすること。

妊娠中はお腹で止まっていた骨盤ベルトですが、産後に寝た姿勢で骨盤ベルトを付けるとズレてしまうことがあるので、産後は履くタイプのガードルが便利でした。

また、骨盤ベルト・ガードル は「産後すぐにした方がいい!」という意見もありますが、私は悪露が落ち着くまでは様子をみて、悪露が落ち着いた産後1ヵ月頃からするようにしました。

その姿勢、大丈夫?

骨盤のゆがみは恥骨痛の要因になるため、足組み・ペタンコ座りや横座りは要注意。

特に授乳中の姿勢は背中を丸めたり、前のめりの姿勢になってしまいがちです。

1日に何度もある授乳のうち、数回は以下のポイントを意識して直すようにしました。

  • 左右片側だけに重心が偏っていないか
  • 過剰に前かがみになっていないか
  • 背中は丸まっていないか
  • あぐらの際は左右の膝の高さが同じか

ふいに「尿漏れ」をするように…

どんな症状があった?

・くしゃみや咳をした際に尿漏れがある
・お腹に力を入れた時やふとした瞬間に尿漏れがある

産後直後はふとした時に尿漏れをすることがありました。

尿漏れにならなかったというママもいますが、産後直後に尿漏れを経験するママは多いようです。

妊娠・出産の尿漏れの原因は骨盤底筋群がゆるむことで起こるといわれています。

「尿漏れ」の症状はいつまで続いた?

多くの場合、産後の尿漏れは骨盤底筋群が回復することで自然に治ります。

個人差がありますが、私は産後3ヵ月~4ヵ月くらいで気づいたら治っていました。

対処法は?

・トイレは早めに行くようにする
・骨盤底筋群を鍛える体操をする
・産褥体操をする

産院でいわれた対処法は「早めにトイレに行くようにする」ということ。

実際にトイレに行きたいと思ってからトイレに行くより、早めにトイレに行くようにしたほうが尿漏れをすることは少なかったです。

私は会陰の痛みが治まる産後1ヵ月頃を目途に、骨盤底筋を引きしめる体操を始めましたが、寝ながらできる産褥体操などを行うことで、産後の体力回復にもなり尿漏れや腰痛予防にもなります。

また、骨盤底筋群を締める筋肉でもある大臀筋だいでんきんが低下していると骨盤底筋群がゆるんでしまうため、大殿筋を鍛えた方が効果が早いともいわれています。

「産褥体操」「骨盤底筋体操」「大殿筋引き締め」などと検索すると、動画や関係記事がたくさんでてきますので、自分に合ったものをみつけて試してください。

心配なら産院で相談を

症状が辛い、長引いているなど、心配な場合は無理をせずにかかりつけの医師に相談するようにしてくださいね。

症状によって何科を受診すればいいのか迷ってしまいますが、どの科を受診したらいいか分からない場合は出産した産婦人科やかかりつけ医に相談してみましょう。

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