脱ステを始めて1年半。
一時はキレイになり、このままアトピーが治る!と光が見えてきた矢先、夜中に何度も痒くて目を覚ますような日に舞い戻ってしまいました。
言葉が話せるようになり「かゆいよ」と泣きなが血が出るまで掻きむしる姿をみて、急に思い立って神之木クリニックさんへ行ってきました。
神之木クリニックさんへ行った時の記録はコチラ
>> 横浜市にある「神之木クリニック」へ行ってきました
アトピー再発?どうにかしてあげたい。
脱ステを始めてから良くなって悪くなって悩んでの繰り返し。
悪くなっても1週間ほどで良くなっていた肌状態が、ここ最近はどんどん悪化しているようにみえます。
今年1月、脱ステを始めてからずっと傷が残っていたヒザの裏は見違えるほどキレイになりました。
しかしここ数ヵ月で状態は振出しへ戻り、血が出るまで掻きむしったり、日によっては皮膚が剥けて痛々しい状態に。
それに加え、今まで症状がでていなかった鎖骨周辺・鼠径部・お腹にも症状がでてきました。
特に鼠径部はパンツが当たって痛くて痒くて、気になってズボンの中に手を入れることが多くなり、幼稚園が始まるのに周りから嫌がられないかと、そんな心配もあります。
幼稚園入園を目前に、どうにかしてあげたいという思いで私と息子が大好きな神之木クリニックの山本先生を訪ねることにしました。
嘘はつけない
山本先生は本当に不思議な空気があり、病院嫌いの息子も山本先生だけは特別。
診察室にあるおもちゃを広げて遊んだり、診察台に上って遊ぶ息子をみても怒ったり注意はしませんし、親の私にも止めさせようとはしません。
山本先生は、息子の行動をみれば ”何を伝えたいのか” が分かるそうで、息子の行動をみては笑って息子と会話しているんです。
「これはママのことを教えてくれている。せっかちで、あれもこれもお腹いっぱいにしたがるでしょう。」と本当のことを言われてしまいました。
早くはやくと急かしてしまったり、あれもこれもできるでしょ?と多くを求めてしまったり、イライラして怒ってしまったり…。
いい母を見繕っても、山本先生には全て見透かされてしまい、その場だけいい母は通じないんです。
だって全部こどもが先生に話してしまうから。
有難いものなのに必死に消そうとする
「皮膚に出てくるものはありがたいものなのに、悪いものとして必死に消そうとする。」
出てくるということは毒を出していること。表面に出ない方が大変だと、真弓定夫先生の本にも書かれていて知っていたはずなのに、いつの間にか目先のことだけしか見えなくなり、ブツブツを消すことだけに目がいってしまっていました。
消そう消そうと湿疹だけをみず、男の子はお母さんそのものだから、出産を頑張ったお母さんのお腹と背中に処方するクリームを塗ってみせてあげる。
それを見て塗りたいといったら息子にもに塗ってあげてもいいし、嫌がるなら無理に塗らずお母さんだけ使ってもいい。
そういって、以前処方していただいたものと同じヨモギクリームと、せっかちなお母さんにもといって私にもレメディを処方してくださいました。
息子は精神的に不安定になるとブツブツが出てくると思っていましたが、精神的に不安定になっていたのは息子ではなく私だったんだと、ハッとさせられました。
気持ちが楽になって
私と息子にとって山本先生は本当に信頼できる先生で、どんなに遠くても年に1、2回でも行く意味があり、行ってよかったと思える特別なクリニックなんです。
神之木クリニックさんを受診したのは今回で三度目でしたが、山本先生とお話しすると気持ちがスーッと楽になり「やっぱり行ってよかった」この一言に尽きます。
先生と話したり、遊んでいる息子の姿は生き生きとして見え、診察が終わったあとには「また先生とあそびたい!」と、息子はそんなことを口にしていました。
せかせかと自分の思うようにさせるのではなく、息子がやりたいようにやっても見守ることができるよう気持ちに余裕をもてるように自分が変わる努力をする。
そうすれば自ずと息子のアトピーもよくなる。
先生との時間は私自身の行動を振り返り、どうすればいいか考えさせられる貴重なひと時でした。
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