37週を過ぎてから「いつ陣痛がくるのか」と毎日ソワソワして過ごしていましたが、私の場合これといった兆候なしにいきなり陣痛が始まったんです。
気づいたときにはすでに10~15分間隔の陣痛があり、病院について40分、陣痛を感じてから1時間半というスピード出産を経験しました。
もちろんみんな違うと思いますが、二人目出産を無事終えた今「どんな陣痛の前兆があったか?」私の実体験をご紹介したいと思います。
陣痛の前兆。私の場合は「便意」
出産当日は「うんちが出そうで出ない」「なんかお腹が張る」といった感じがあり、1時間に何度もトイレにこもることがありました。
お通じがあっても「なんだかスッキリしない」「まだ出切っていない」といった感じで、下痢のような便秘が長引いている時のようなお腹の張りと残便感があったのをハッキリ覚えています。
「さっきもトイレに行ったのにまたお腹が張って痛い…」という状況が何度か続き、「これってもしかして陣痛かも…?」と気づいたときには、すでに10分~15分感覚で痛みが来ていました。
私の場合、これといった兆候といえばこの「便意」のみ。
まさか便意が陣痛だとは思っていなかったうえ、徐々に痛くなると思い込んでいた陣痛がいきなり陣痛後半並みの腰が抜けるような痛みだったのには驚きました。
数日前から感じていた変化
振り返ってみると、出産の1週間ほど前から体調にはさまざまな変化がありました。
妊娠中に感じていた不調が和らいだといったこともあれば、なんか痛いかも?と痛みを感じるようなことなど。
”陣痛の前兆” かどうかは定かではないのですが、私が感じた陣痛が来る数日前に感じた兆候を5つご紹介します。
①赤ちゃんの位置が変わった
出産3日前ころから「赤ちゃんの位置変わった?お腹の膨らみが左に寄ってる気がする」と母親にいわれていました。
言われてみれば左側にお腹が膨らんで、右側のお腹は下に下がったような感じがありました。
「赤ちゃんが下がってきた」とよく聞きますが、私の場合は赤ちゃん全体が下がってきたという感じではなく、赤ちゃんが方向を変えてお尻の位置が上がり頭が下がったような感じでした。
②円靭帯痛(子宮の痛み)
「円靭帯痛」は子宮が大きくなることで子宮を支えている円靭帯が引っ張られて起こる痛みで、子宮周辺(下腹部や鼠径部、脇腹の下など)に痛みを感じることがあります。
私の場合、妊娠後期に右腹部の辺りにチクチクッとした痛みを感じることが多かったのですが、出産の数日前には右側鼠径部の辺りに痛みを感じるようになりました。
出産後にわかったのですが、やや右に子宮が寄っていたため右側鼠径部に感じていたチクチクとした痛みは子宮の痛みでもあったようです。
③胃酸があがってくる感がなくなる
妊娠後期に辛かった胃酸が上がってくるような感覚。
胃酸が上がってきて気持ちが悪くて寝れないということが多かった私ですが、出産の1週間ほど前から急に楽になりました。
今思えば赤ちゃんが徐々にお産に向けて準備を始めていたんですね。
④おりものが増える
妊娠後期はおりものが増えますが、出産の5日ほど前からおりものが多い!と感じていました。
「おしるし」がくるものと思っていましたが、おりものが急に増えたというのは陣痛の前兆だったのかもしれません。
⑤腰痛が楽になる
妊娠中期~後期に悩まされていた腰痛。
これが陣痛の前兆かどうかはわかりませんが、寝ても起きても座っていても辛かった腰痛が、出産の1週間ほど前からピタッと楽になりました。
陣痛の始まりはひとそれぞれ
一人目出産時は陣痛促進剤を使っての出産だったため「これから陣痛が来るんだ!」という心構えができていました。
しかし今回の出産は「陣痛の前兆にはどんなものがあるのか」「子どもと二人の時に破水したらどうしよう…」など、毎日ネットで陣痛の前兆を調べては自分に当てはめたり、不安になったりしていました。
私の場合、お腹の痛みを感じた時にはすでに10~15分感覚で痛みが来ていて、病院に着いた時点で子宮口は全開大。
お腹の痛みを感じてから出産まで1時間半というスピード出産だったため、陣痛の始まりはネットでみていた情報とも、自分が想像していたものとは全く違うものでした。
出産も陣痛の始まりもみんなそれぞれ。
ネットの情報が自分にも当てはまるというわけではないので、ゆったりとした気持ちでお過ごしくださいね。
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