空気が乾燥する季節、気になるのはアトピー脱ステ中の息子の肌状態。
ただでさえ乾燥肌なのに、空気が乾燥する時期は肌はカサカサ、ムズムズ、無意識に肌を掻いていまい、掻きはじめると止まらなくなってしまいます。
そんな悩みを、同じように子どもの脱ステを見守る先輩ママに相談したところ教えてもらったのが『アロマ』。
早速 何冊か本を借り、アトピーのかゆみを鎮める『デトックス・アロマテラピー』を試してみました。
香りをかぐだけ!デトックス・アロマテラピー
息子が脱ステロイドを始めて1年が経過しましたが、まだまだ「痒み」との戦いは続いています。
特に寝る前は ”強烈な痒み” に襲われ、掻きだすと止まらなくなり、気づけば肌が傷つくほど掻きむしっています。
「痒みを少しでも鎮めてあげたい。寝る前の掻き崩しをどうにかしてあげたい。」
そんな思いでたどり着いた1冊が『医師がすすめる デトックス・アロマテラピー/川端 一永・吉井 友季子』です。
アロマテラピーについて初心者でも分かりやすく紹介されており、アトピーを始め、冷え・便秘・シワ・不眠など、身近なトラブルに有効なデトックス・アロマテラピーのレシピが豊富に掲載されています。
今回の記事は実際にお子さんの脱ステを見守るママに教えてもらった方法とあわせ、こちらの本を参考にご紹介させていただきます。
アトピー改善のデトックス・アロマテラピー
『医師がすすめる デトックス・アロマテラピー/川端 一永・吉井 友季子』で紹介されているアトピーに効果的なデトックス・アロマテラピー。
精油があれば簡単に試せるため、興味があれば是非トライしてみてください。
ヨーロッパアカマツの吸入
「吸入」というとディフューザー購入が必須と思ってしまいますが、ディフューザーがなくてもティッシュペーパー1枚あればできる簡単な吸入方法です。
肌にクリームや薬を塗るのを嫌がる息子もこの方法なら、何の抵抗もなく受け入れてくれました。
<材料>
・ヨーロッパアカマツ 1滴
・ティッシュペーパー 1枚
<アロマレシピ>
ヨーロッパアカマツの精油を1滴ティッシュペーパーに落とし、枕元に置いて嗅ぎながら寝る
<注意点>
精油が直接皮膚に触れないようにする
眠る前に「精油を1滴ティッシュペーパーに落として枕元に置いて嗅ぎながら寝る」といった、とても簡単な方法ですが、睡眠の1時間ほど前から行うと効果的で、炎症やかゆみが落ち着き、熟睡できるようになるんだそうです。
私はヨーロッパアカマツが手に入らなかったため、ティートュリーを1滴ティッシュペーパーに落としてこの方法を試しています。
ティートュリーとラベンダーの軟膏
特に黄色ブドウ球菌に効果的といわれるティートュリーは、強力な殺菌作用をもつ反面、皮膚への刺激は低いといわれます。
<材料>
・ワセリン 小さじ1
・ティートュリー 1滴
・ラベンダー 1滴
<アロマレシピ>
ワセリンに精油を入れてよくかき混ぜる
*皮膚の乾燥がひどくない場合はワセリンをホホバオイル5mlに変えて作るのも◎
<使用方法>
1日2~3回を目安に患部に塗る
かゆみやイライラを鎮める ”真正ラベンダー” や ”ジャーマンカモミール” を加えることで、徐々に症状改善が期待できます。
私は子どもに使うため、ホホバオイル(50ml)や馬油(50g)のベースに対してティートュリー1、2滴 と、濃度を薄くして使っています。
\PR/ ティートュリー 精油をチェック/
ヨーロッパアカマツとブラックスプルースの軟膏
強いデトックス作用・抗炎症作用を兼ね備えていて、中等症~重症のアトピーの方に有効的なのが ”ヨーロッパアカマツとブラックスプルースの軟膏” です。
<材料・作り方>
・ワセリン 小さじ1
・ヨーロッパアカマツ 1滴
・ブラックスプルース 1滴
<アロマレシピ>
ワセリンに精油を入れてよくかき混ぜる
<使用方法>
1日2~3回を目安に患部に塗る
精油は刺激が少ないため、脱ステをしていてリバウンドを起こしてるという方にもおすすめできる軟膏がこちらのレシピです。
ヨーロッパアカマツの吸入とあわせて行うのも効果的なんだそうです。
アトピーに効果がある精油
今回ご紹介した精油は「真正ラベンダー」「ティートュリー」「ヨーロッパアカマツ」「ブラックスプルース」の4つ。
ラベンダーやティートュリーは比較的手に入れやすいものの、ヨーロッパアカマツとブラックスプルースはアロマショップを探しても手に入りませんでした。
アロマショップでは ”ヨーロッパアカマツ” の精油の代わりになるものとして、抗炎症・鎮痛・血行促進といった効果がある ”パイン” を勧められましたが、このパインの精油も取寄せ商品のためすぐに手に入れることができませんでした。
ヨーロッパアカマツやブラックスプルースを試したい!という場合には、取扱店舗を探すよりネットで探した方が手に入りやすいです。
\PR/ 精油をチェック/
アロマ使用上の注意
アロマを使って症状が悪くなる場合、アレルギー反応が起きている可能性があるためすぐに使用を中止します。
有害な添加物などが含まれた精油を使用するとトラブルを引き起こすこともあるため、100%天然の精油を選ぶようにしましょう。
私は息子に使う精油は多少高くてもオーガニックのものと決めています。
公的機関が無農薬有機農法栽培の基準を厳しく設けているフランス、ドイツ、オランダでは、無農薬有機法栽培を保証する公的機関のマークが明記されていますので、公的機関のマークの有無は精油を選ぶ際のポイントになります。
コメント