りんご1玉から作れる『手作り酵素シロップ 基本の作り方』

ゆるっと無添加生活

「リンゴ1個で作る酵素シロップ」2日目以降の手順。

2日目以降の作業は「1日1~2回、砂糖を溶かすように混ぜるの繰り返しになります。

7日~10日ほどこの「混ぜる」を繰り返し、シュワシュワと泡が出てきたら完成…!
早速、完成までの経過をみてきましょう。

<2日目> 3層に分かれる

2日目の作業 >> 1日に1~2回素手で混ぜる

沈んでいる上白糖を溶かすように、下から上へすくいあげるようにしっかり混ぜます。
瓶の口は密閉しないように注意してくださいね。

上白糖が沈み、りんごが浮いて3層になっています。
2日目はまだりんごがシャキシャキしてそうなのが確認できます。

<3日目> リンゴから水分がなくなってくる

3日目の作業 >> 1日に1~2回素手で混ぜる

沈んでいる上白糖を溶かすように、下から上へすくいあげるようにしっかり混ぜます。
瓶の口は密閉しないように注意してくださいね。

3日目、上白糖はまだ底に残っていて、全部溶けきっていません。

3日目にしてリンゴの水分がなくなり、リンゴがしなしなになっているのがわかります。

<4日目> 砂糖が溶けてなくなる

4日目の作業 >> 1日に1~2回素手で混ぜる

沈んでいる上白糖を溶かすように、下から上へすくいあげるようにしっかり混ぜます。
瓶の口は密閉しないように注意してくださいね。

4日目、やや濁っていますが沈んでいた上白糖がなくなり、リンゴが浮いてきました。

<5日目> 2層に分かれる

5日目の作業 >> 1日に1~2回素手で混ぜる

瓶の口は密閉しないように注意してくださいね。

5日目、リンゴとシロップの2層に分かれました。
砂糖は完全に溶け、リンゴの皮の色素が出てきて色が付いてきています。

リンゴは水分が抜けしんなりしてきました。

<6日目> 混ぜると小さな泡が出てくる

6日目の作業 >> 1日に1~2回素手で混ぜる

瓶の口は密閉しないように注意してくださいね。

6日目、混ぜると小さな音でシュワっと泡が出てきました。
細かな泡が出て、発酵が始まっています。

<7日目> 小さな気泡が現れる

7日目の作業 >> 1日に1~2回素手で混ぜる

瓶の口は密閉しないように注意してくださいね。

7日目、小さな気泡が現れました。混ぜると少しシュワっとします。

リンゴから水分がさらに抜けて、色も茶色っぽくなっています。

<8日目>混ぜるとシュワシュワする

8日目の作業 >> 1日に1~2回素手で混ぜる

瓶の口は密閉しないように注意してくださいね。

8日目、気泡が増えています。少し揺さぶっただけでとシュワシュワとなります。

もう完成でもいいかな?と思いましたがもう1日待つことにしました。

私はリンゴと同時に国産オレンジのシロップも作りましたが、柑橘類はシュワシュワとなるまで10日かかりましたが、リンゴは7日ころでシュワっとしてきて発酵までとてもスムーズでした。

<9日目> 完成まであと一歩!

9日目の作業 >> 1日に1~2回素手で混ぜる

瓶の口は密閉しないように注意してくださいね。

混ぜると炭酸のようにシュワシュワっと小さな泡がでて、なんとなくアルコール臭がします。

ここまで行けばもうOK!あとは濾して完成です!

<9日目>最後の「濾す」作業へ

<必要な道具>
・ざる
・容器
・ガーゼ(洗濯ネットでも代用可)
・シロップを保存する瓶など

①ざるの上にガーゼを敷いてゆっくり時間をかけて丁寧に濾していきます

シロップに果実や種などが入っていると腐敗しやすくなるので、丁寧に濾すことが重要。
私はざるの上にガーゼをニ重に敷き、二度濾ししています。

ボウルやざるは”金属” はなるべく避け、金属ではない材質のものを使うようにしましょう。

nini
nini

私は初めてシロップを作った時は自宅にあるステンレスざるに、ボウルの代わりに丼ぶりを器に代用していました。まずは自宅にあるもので代用しましょう。

②濾したシロップは瓶などに移して完成です!

熱湯消毒などで清潔にした瓶に移して冷蔵庫で保管します。

濾したあとも少しずつ発酵が進みガスが発生するため、口は密封しないようにしてください。
フタを軽くするか、ラップ(つまようじなどで穴を数カ所開ける)やガーゼで覆ってもOK。

発酵完了の目安は?】

「毎日混ぜていても泡が出てこない…」「いつ発酵完了かわからない」
実は使う材料や、温度・湿度など季節によっても発酵具合は全然違います。

毎日混ぜ続けて14日経ったら発酵完了と考えてOK
発酵後に何日も置いておくことでアルコール臭がしてくるため、長く置かず濾す作業へ移りましょう。

③濾した果実はジップ付きの袋に入れ、冷蔵庫で2~3週間保存可能

もちろん濾した果実も酵素がたっぷり含まれているので捨てずに活用します。

そのまま食べてもいいのですが甘いのでアイスやヨーグルトと一緒に食べたりするのがおすすめ。

食べないという場合は、ガーゼに包んで湯船に入れれば酵素風呂が楽しめます。

まずは自宅にあるものでやってみよう

人の手に存在する「常在菌」がキーマンになり、温度や湿度、使う材料によっても発酵の進み具合はみんな違います。

「全然シュワシュワしない」「ちゃんと発酵しているかわからない…」

私は果物以外にも野菜や木の実、ハーブを使って酵素を作っていますが、使う材料によっては全然シュワシュワしなかった!なんてことよくあります。

完成までに数日かかり、毎日混ぜるという手間がかかりますが作業自体は簡単で時間を取りません。

「思っていたよりも簡単かも!」「やってみようかな」と思ったなら、是非!試しに酵素シロップを作ってみてはいかがですか?

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