<写真あり> ブツブツ発疹に熱|赤ちゃんの手足口病 症状は?治療法は?

育児・お出かけ

我が家には8ヶ月の赤ちゃんがいますが、お兄ちゃんが幼稚園へ行っているため、注意していてもお兄ちゃんの病気をもらってしまいます。

そして今回、8ヶ月の赤ちゃんがお兄ちゃんからもらったのは手足口病でした。

手足口病の症状は?

手足口病はウィルスによるもので、主な症状は、発疹・口内炎・発熱です。

発疹の多くは手の平・足の裏・口に発疹(水疱)ができますが、肘・膝・お尻の周りにも出ることもあります。

我が家の8ヶ月の赤ちゃんの場合、37.5~38度台の発熱、食欲不振、手足を中心に発疹ができました。

手足口病は何度でもかかる!?

手足口病の原因ウイルスは複数あるため、一度かかったからといって安心はできません。

ひとつのウイルスにかかって免疫がついたとしても、違う種類のウイルスには免疫がないため、何度も感染してしまうことがあるんです。

実際に私の息子(4歳)は、過去三度 手足口病に罹っています。

赤ちゃんの手足口病 初期症状

お兄ちゃんはすでに3回も手足口病になっていたため、手足口病の時はどうしたらいいか?というのは慣れたつもりでしたが、今回の相手は8ヶ月の赤ちゃん。

ただただ泣き続け、機嫌が悪く食欲もないうえ「どこが痛いのか」「どう具合が悪いのか」分からずお手上げでした。

しかし、今思い返せば手足口病の初期にはいろんなサインがありました。

①下痢っぽい
… 発熱する前日にはゆるゆるうんちを何度もしていた

②食欲不振
… ミルクも母乳を急に飲む量が減った

③機嫌が悪い
… 寝つきが悪く泣きっぱなしの状態が続いた

④兄弟に発疹があった
… 数日前には4歳のお兄ちゃんの足、お尻~太ももには発疹がでていた

数日前には4歳の息子に小さなブツブツができていましたが、このブツブツの正体こそ手足口病だったようです。

手足口病の症状には個人差があり、発疹が派手にでることもあれば、発熱だけで発疹が出ない、無症状で終わるなど、いろんなケースがあり、発疹がでない場合には見逃してしまうことも多いんだそうです。

手足口病は何日で落ち着く?

我が家の8ヶ月の赤ちゃんの場合、発熱があった2日後にはすっかり元気になりました。

実際に発熱があった日から元気になるまでを振り返ってみます。

手足口病1日目 発熱

<1日目> うんち× おしっこ△


●17時台 夕方から機嫌が悪く、食欲もない

●20時台 37.5度 夜寝れなくて泣きっぱなし

●24時台 38.2度の発熱 一晩中抱っこをして乗り切る

とにかく大変だったのが発熱した日の夜でした。

おしっこの回数が極端に少なく、前日下痢をしていただけに脱水にならないかただ不安でした。

しかし今思えば、お腹が空いていたのに喉が痛くて飲めなかったのかもしれません。

手足口病2日目 発疹

<2日目> うんち× おしっこ△


●熱は下がったものの食欲がない
 手の平、足の指に水疱状の発疹ができていた

●寝つきは悪かったものの抱っこせずに寝る
 太ももに小さなブツブツができていた

哺乳瓶も母乳も受け付けないといった状況でしたが、スポイトでミルクをあげたら水分を受け入れてくれました。

やっと水分を受け付けてくれたものの、いつもよりは飲む量は少なく、おしっこの量も少なめ。

お昼ごろには手、足に水疱状の発疹ができていることに気づき、夜には太ももに小さなブツブツができていました。

手足口病による手足の発疹は、痛み・かゆみはほとんどないものの、口の中の発疹は痛みを伴うことが多く、その痛みから食欲が落ちてしまうことがあります。

手足口病3日目 回復

<3日目> うんち◎ おしっこ◎

●食欲が戻り、下痢っぽいうんちを4回した
●昼寝もよくして、夜もぐっすり眠るように

熱が下がり発疹がではじめた3日目には、下痢っぽいうんちを何度もしていて、おしっこの量もいつも通りに戻りました。

機嫌もよく、食欲は戻り、スポイトを使わずミルクを飲めるまでに回復していました。

この日は連日の疲れからかとっても深い眠りについていました。

手足口病の発疹はいつまで?

手足口病の発疹は1週間程度で治るといわれています。

我が家の8ヶ月の赤ちゃんの場合、発疹は5日ほどで薄くなっていました。

以下の写真は発疹がでた日から同じ部位の経過を撮ったものになりますが、発疹がでて5日目には水疱状の発疹は薄くなっているのがお分かりいただけると思います。

以下は水疱状の発疹ではなく、小さなポツポツッとした発疹がでた太ももの経過になります。

水疱状の発疹は5日ほどかけて薄くなっていきましたが、赤いポツポツした発疹は発疹から2日経過した頃には消えていました。

しかし、発疹の状態によっては1ヶ月ほどかかることもあります

実際に息子が2歳の時に罹った手足口病は、足を中心に派手に発疹がでて発疹痕が消えるまでに1ヶ月近くかかり、発疹が消えたころには手足の爪が剥げたり。

なんだかなんだで3ヶ月は手足口病の爪痕が残ってたこともあります。

また、手足口病による手足の発疹に痛み・かゆみはほとんどないといわれますが、水膨れの中には原因となるウイルスがいるため搔いてしまうことで発疹が酷くなることもあります。

発疹には触れない・掻かないようにして経過を見守りましょう。

手足口病 受診のタイミング・治療法は?

手足口病は原因ウイルスに対する治療薬はありません。

高熱で寝れない場合は解熱剤、かゆみで寝れない場合はかゆみ止め、といったような対処療法のみになります。

医師からは元気で水分が摂れていれば様子をみていいといわれましたが、注意しなければいけないポイントもあります。

  • ぐったりして元気がない
  • 食欲がない、水分が摂れない
  • おしっこが少ない
  • 顔色が悪い
  • 3ヶ月未満の赤ちゃん

食欲がなく、水分も摂らない場合は、脱水症状や低血糖になる可能性があるため早急にかかりつけ医を受診しましょう。

私の場合、母乳・哺乳瓶はダメでもスポイトは受け入れてくれました。

スポイトがない場合はスプーンに飲料(母乳やミルクなど)をのせて口に流すなど、一気にたくさん飲めなくてもこまめに口に水分を含ませるように意識して脱水にならないよう注意してください。

いずれにしても、判断に困った場合や不安が残る場合にはかかりつけ医にかかることをお勧めします。

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